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室内を常にキレイにするためのマストアイテムと言えば掃除機ですが、長年使い続けていると汚れを吸い取りにくくなり、最悪の場合は故障することもあります。
壊れて使えなくなった時や、新しい物に買い換えを検討中の方は、不用になった掃除機を処分するのにどうすれば良いのか戸惑うこともあるでしょう。
そこで、今回は「不用品の掃除機を損せず回収に出す方法」と銘打ち、売却・出品・処分・回収の方法についてわかりやすく解説します。
不用になった掃除機をどのようにして処分すべきなのか、迷う方も多いとは思いますが、その前に「掃除機はどのごみに区分されるのか」について考察する必要があります。
多くの自治体では、掃除機は粗大ごみに区分されるのが一般的です。
一般的に粗大ごみとは、家庭から出る廃棄物の一辺がおおむね30センチメートル以上の大きさのものを指します。
掃除機にはキャニスター式・水フィルター式・ロボット式など多種多様な種類がありますが、そのほとんどが一辺30センチ以上であるため、基本的には「粗大ごみとして排出する」と認識しておけば間違いないでしょう。
ただし、一部例外的なケースもありますので、お手持ちの掃除機が粗大ごみに該当するのかどうか判断がつかない場合は、念のため自治体に確認しておくことをおすすめします。
一般的に、掃除機には電源コード付きのキャニスタータイプ (紙パック式・サイクロン式) ・水フィルター式、電源コードなしで自由自在に動くロボット式などのタイプがあります。
この他には手軽に使えるハンディクリーナーや持ち運びに便利な衣類用の毛玉取りなどもあります。型式や大きさはそれぞれ異なりますが、いずれも電動タイプです。
家庭用の掃除機でもっともポピュラーなのが、キャニスター式掃除機です。
本体にはダストボックスとモーターが標準搭載されていて、掃除機本体を動かして使用します。掃除機の機種に応じて専用の紙パックを装着するタイプが主流ですが、紙パック不用で使えるサイクロン式のものもあります。
基本的にどの場所でも使えますが、排気口からほこりが舞い上がり、ニオイがこもりやすく、重量があるので子どもや高齢の方の使用には不向きです。
紙パック式やフィルターが搭載された掃除機だと目詰まりが生じて、吸引力がやや低下しますが、その欠点を見事にカバーしたのが水フィルター式掃除機です。
あえて水をフィルター代わりにすることで吸引力を落とさず、効率良く汚れやほこりを吸着します。ほこりが舞うこともないので、アレルギーやアトピーの子どものいる家庭やペットを飼っている方にも根強い人気です。
一人暮らしや高齢者世帯のご家庭に人気なのが、ロボット式掃除機です。
円盤状のタイプが一般的で、本体が自動的に動作して室内を掃除します。
基本的にコードレスなので使いやすく、専用のスマホアプリを活用すれば、外出先から遠隔操作できるタイプや、カメラ機能が搭載されたものもあります。不在の際にも掃除ができるのが魅力です。
ただし、階段など段差のある場所や室内の隅などの掃除には適していません。
軽量でコンパクトなハンディクリーナーは片手でも持てるので、子どもや高齢者にも手軽に使えます。車内や室内の簡単なお掃除に便利な優れものです。
ただし、吸引力はキャニスター式や水フィルター式よりも劣ります。
毛玉取り機は衣類に付着した毛玉を取るための道具で、電池で稼働します。
小さいので旅行や出張などに携帯できて便利です。
毛玉を取ることが本来の目的であり、吸引力も他の掃除機のタイプよりも弱く、毛玉取り以外の用途で使うことはできません。
毛玉取り機などの小さな掃除機は、小型家電に区分されるのが一般的です。
ただし、電池や電源コードなど電力を使わないタイプの毛玉取り機は、小型家電ではなく、自治体のごみの区分としては、不燃物の扱いとなるのが一般的です。
全国的に小型家電リサイクルへの取り組みがなされており、自治体に回収ボックスが設置されています。大きさがおおむね30センチ・15センチ未満のものであれば、小型家電として自治体の回収ボックスに投入することができます。
毛玉取り機も含め、電卓・電子辞書・ゲーム端末・電機シェーバーなどの小型家電を自治体の回収ボックスに投入することで手軽に処分できます。
不用になった掃除機は、自治体によっては家庭ゴミの不燃物として処理できるケースもあります。
ただし、掃除機であれば大きさを問わず家庭ゴミとして処分できるというわけではありません。冒頭でもお伝えした通り、1辺の長さが30立方センチメートル以上の物は、粗大ごみとして区分されます。
不用になった掃除機が十分に使用できる状態であれば、すぐに処分せずに中古買取・リサイクルショップへの売却、またはフリマアプリでの出品を検討してはいかがでしょうか。
リサイクルショップでは家具・家電製品の買取にも注力しています。良い品を格安価格で購入できるため、ひとり暮らしの学生や社会人に根強い人気があります。
3~4月の引越しシーズンや進学・就職の時期になると、掃除機も含めて家電製品や家具のニーズも高まるので、売却するにはグッドタイミングです。
中古買取店でお手持ちの掃除機を高額で買取してもらうには、下記の条件を満たしておくと有利です。
中古買取店では、これらの条件をすべて満たしていて、なおかつ市場でニーズの高い品物であれば、高額買取に希望が持てます。型式があまりにも古いものや無名メーカー品、汚れが目立つものや使いづらいものだと、買取自体断られるケースもあります。
リサイクルショップや中古買取店では、おもに店頭買取・宅配買取・出張 (訪問) 買取に対応しています。店頭買取では配送料や人件費のコストカットで、その場にて査定額で提示され、即現金化されるのが大きな利点です。
宅配買取は基本的に全国対応ですが、送料の関係で売却価格が通常よりも下がる場合があります。 出張 (訪問)買取は配送や持ち込みの手間が省けて便利ですが、宅配買取と同様に若干コスト面での不安があります。
「フリマアプリで出品したいけど手続きが面倒」な方や、頻繁に利用する方は出品代行サービスを利用するのも1つの選択肢です。
代行サービスを利用すれば、製品の撮影・説明文・アップロード・購入者(落札者)との連絡のやりとりなど、出品に必要な手続きを一任できます。
ただし、フリマアプリの種類によっては、代行出品自体禁止されているところもありますので、利用規約に正しく従いましょう。
不用になった掃除機を最寄りの家電量販店やネット通販にて下取りや処分・回収を依頼することも可能です。新品への買い換えを条件に古い掃除機を下取り・引き取りすることができます。お店によっては、ポイントが付与される場合もありますので大変お得です。
ただし、お店によりサービス内容やご利用条件にはそれぞれ違いがありますので、注意しましょう。
ケーズデンキでは下取りには対応せず、引き取り・回収には対応可能です。
ケーズデンキでの買い換えの場合に古い掃除機の引き取りが可能、リサイクル料金は1,100円(税込)です。
出張対応も可能ですが、その場合は運搬手数料としてさらに1,430円(税込)加算されます。
製造年月が2013年以降の製品であれば、下取りと引き取りの両方に対応可能です。
ただし、ヤマダ電機が指定するメーカーの製品であることが条件です。
出張引き取りの場合は、基本の回収料金に1,650円(税込)の運搬手数料が加算されます。
ヨドバシカメラでは引き取りのみ、下取りは不可です。掃除機の回収料金は1,100円(税込)です。出張引き取りの場合は1回につき2,200円(税込)が加算されます。
ビックカメラでは下取り・引き取り両方ともOKです。
ただし、ビックカメラでの購入額が5,500円(税込)以上であれば、不用の家電製品の引き取り手数料が無料となります。買取にも柔軟に対応しており、ビッグ買取マネーで受取ることで査定額がアップします。
エディオンでは引き取りのみ行っており、下取りは実施していません。 サイズと重量について一定条件を満たしていれば、1品につき550円(税込)で引き取り可能です。
ただし、一部のエディオンのショップ (フランチャイズ店舗)では、引き取りサービスを実施していないので、来店前に要確認です。
家電量販店などの通販サイトやテレビショッピングでも、引き取り・下取りサービスに対応可能なところもあります。
また、新品への買い換えを応援するキャンペーンとして、掃除機の下取りを強化するネット通販もありますので、最新の情報を入手しておくと良いでしょう。
不用品の掃除機を売却や出品など金銭を得る手段ではなく、単純に処分のみ行う場合は行政・自治体による公的サービスと不用品回収会社を利用する方法があります。
不用品の数量やご家庭の環境などに応じて、いずれか最適な方法を慎重に選択しましょう。
不用品の掃除機の大きさについて1辺の長さがおおむね30立法センチメートル以上であれば、粗大ごみとして適正な方法で処分します。
営利を追求しない公的サービスの一環であるため、低コストで処分できるのが大きな利点です。
東京都新宿区・港区では掃除機1台につき400円、千代田区では300円となっています。
それ以外のエリアにお住まいの方は、自治体のウェブサイトを閲覧していただくか、環境衛生課などごみ処理担当の係に連絡して、正確な料金について把握しておくと良いでしょう。
自治体の公式サイトから粗大ごみ受付センターに申し込み手続きします。
受付時間内であれば、電話で直接申し込みも可能です。 申し込み後は所定の粗大ごみ手数料を指定場所で支払い、ごみ処理券シールを貼ってから指定の日時に排出します。
自家用車での運搬が可能であれば、指定のごみ処理場まで直接持ち込みすると良いでしょう。
自治体と提携する業者に自宅まで引き取りに来てもらうことは可能ですが、移動費などが加算される可能性があります。
不用品回収業者ごとに料金体系にも違いがありますので、事前に見積もりを出してもらうことをおすすめします。
電話またはメールフォームから予約すれば指定の日時に作業スタッフが自宅に来て、不用品の搬出・車両運搬・処分までワンストップ対応なので便利です。
「無料で処分」を謳い文句にする不用品回収業者に遭遇した場合は、おいしいフレーズけっして惑わされないように警戒すべきです。
不法投棄や高額請求などのトラブルの火種となり得るため、「あたらず・触らず・近寄らず」を徹底しましょう。
エコスリーでは掃除機などの家電製品から家具などの不用品回収まで、リデュース・リユース・リサイクルの3Rの観点から、余分なコストダウンに努めております。
1都三県を営業エリアとしており、数量の大小に関わらず迅速・丁寧に対応いたします。
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