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旅行や出張の際にあると便利なのがキャリーケース(スーツケース)ですが、使う用事がなくなると室内に置いていてもスペースを取ってしまい、処分したいと思うこともあるでしょう。
しかし、大きなキャリーケースを家庭ゴミとして出すこともできず、どう処分すべきかお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回はキャリーケースを適正に処分・回収する方法について詳しく解説しますので、お困りの方はぜひ最後までお付き合いいただければと思います。
キャリーケースの大きさはS・M・Lとスリーサイズ展開で、もっとも小さなSサイズだと外寸が約36センチ(横)・約23センチ(幅)・高さ約55センチ(高さ)程度です。
自治体では、「一辺の長さがおおむね30センチ以上の不用品は粗大ごみ」と定義しています。そのため、キャリーケースを自治体に不用品として出す場合は、サイズの大小 (S・M・L) に関係なく、粗大ごみとして取り扱われるのが一般的です。
ただし、ごみの処分のルールは自治体ごとに違いがありますので、適正な方法で処分するように心がけましょう。市区町村役場の環境課 (ごみ減量リサイクル課など) の窓口にて、家庭ゴミ分別の手引きを1部もらっておくと良いでしょう。
キャリーケースの処分について不明な点があれば、直接窓口で尋ねておくか、電話で質問しておくと安心です。
キャリーケースを粗大ごみとして出す前に、中身が入っていないか念のためよく確認しておきましょう。中のファスナーポケットにハンカチやティッシュなどが入っていたら、必ず全部出しましょう。
キャリーケースが十分に使える状態であれば、リサイクルショップで買取りしてもらうか、フリマアプリに出品することを選択肢に入れておいてはいかがでしょうか。
自治体や不用品回収業者に依頼すると処分費用を支払わなければなりません。 しかし、リサイクルショップへの売却や、フリマアプリへの出品なら品物を引き渡すことで、その対価としてお金を受取ることができます。
自宅の近くにリサイクルショップがあれば、店舗に直接持ち込んでおくと、買取りまでの流れがスムーズです。店員と直接対面することで、お互いに顔の見えるお付き合いができるようになり、コミュニケーションが取りやすくなります。
その場で査定額が提示されますので、金額に問題がなければ買取りしてもらうと良いでしょう。スーツケースの外観と中身に傷・汚れ・破損がなければ、「品質に問題なし」と判定され、買取りしてもらえるはずです。
取扱説明書や付属品があれば、必ず一緒に出しておくと信頼度が高まります。
鍵付きのキャリーケースをお持ちの場合は、付属品として鍵も一緒に出しておきましょう。
お手持ちのキャリーケースをフリマアプリに出品する場合、利用規約を正しく理解しておく必要があります。
キャリーケースの外観と中身の状態について今一度確認しましょう。カビ・汚れ・ほこり・ごみなどが付着していないか確認して、湿気がこもらないように注意しましょう。
天気の良い日にはキャリーケースの中を開けて天日干ししておくと、湿気が取れて衛生的にも安全・安心です。
出品の際には、スーツケースのサイズを正確に計りましょう。フリマアプリに出品する場合、飛行機にも持ち込み可能な小さいタイプのスーツケースが好まれる傾向にあります。必ず内寸と外寸のサイズを測定して、製品仕様について正確にできるだけ詳しく記入しましょう。
中古品買取店やリサイクルショップに売却する場合は、査定実施により価格が決定されますが、フリマアプリに出品する場合は価格の決定権は出品者にあります。
価格の設定に迷う時は、価格相場についてあらかじめ情報リサーチしておくと良いでしょう。
フリマアプリに出品の際には、本体価格だけではなく送料の計算も必須となります。購入者が遠方にいる場合は、送料が高くなりますのでご注意下さい。
送料の負担を考慮した上で、価格設定は慎重に行いましょう。
お手持ちのキャリーケースに汚れがついた・破損した・鍵をなくしたなど、製品としての価値が失われてしまい、売却できない場合は、処分するより他にありません。
キャリーケースを処分するには、下記の2つの方法があります。
それでは、それぞれの特徴の違い・メリット・デメリット・注意点について見ていきます。
「不用品を低コストで処分してほしい」といったニーズに対応できるのが、行政サービスの大きな利点です。
不用品の種類ごとに「1個につきいくら」といった形で回収手数料金が発生します。排出数が1個であれば1個分の手数料、5個であれば5個分の手数料を支払う仕組みです。
もちろん複数の不用品を一緒に出しても構いません。
ただし、ゴミ処理場の都合により個数が制限される場合がありますので、お引越しや転勤の際にまとめて不用品を排出する場合は注意が必要です。
不用品を排出する時期によっては予約が混み合うこともあり、自治体によっては2週間~3週間程度の待機期間が必要となる場合もあります。
一方、不用品回収会社に依頼する場合は、転勤・お引越しの急な依頼にもスムーズに対応することができます。予約時にご希望の日時を伝えておけば、業者が車両の手配を整えて迅速に対応します。
申し込み・予約・回収までの流れがスムーズなのが、不用品回収会社の大きな利点です。行政サービスを利用する場合、不用品の搬出作業はご自身で行う必要があります。
室内からの搬出作業が困難な場合は、便利屋などのサービス業者に依頼する方法もありますが、その分のコストがかさんでしまうのが難点です。
その点、不用品回収会社では室内からの搬出作業から車両積み込み・回収・処分まで徹底した一貫体制なので、無駄な労力を費やす必要もなくて済みます。とくに、ひとり暮らしの方や高齢者世帯にはうれしいサービスです。
ただし、不用品回収会社が独自に料金を設定するため、行政サービスと比較すると料金はやや高くなります。
東京都新宿区・港区でキャリーケースを粗大ごみとして出す場合、1個につき400円の手数料が発生します。
詳細はお住まいの地域の自治体のウェブサイトで料金を確認しておくと良いでしょう。
※自治体により粗大ゴミ料金表には「キャリーケース」ではなく、「スーツケース」「ショッピングカート」「キャリーカート」といった品目で掲載されている場合があります。
管轄の自治体の粗大ごみ受付センターに電話、またはウェブサイト上で申し込み手続きを行います。電話が繋がりにくい場合や受付時間内に連絡できない場合は、インターネット上から手続きしておくとスムーズです。
粗大ごみは有料ごみとして収集されるので、回収日までにごみ処理券を個数分購入します。有料ごみ処理券は、最寄りのコンビニや市区町村役場の環境課 (ごみ減量リサイクル課)、清掃事務所などで販売されています。
ご自身で不用品の運搬ができない場合は、自治体指定の業者に引き取りに来てもらうことも可能です。ただし、室内からの搬出作業には対応できません。
ご自身でごみ収集場所に直接持ち込むことで、運搬費用を抑えることができます。
不用品回収業者に依頼する場合、業者ごとに料金体系が異なりますので、事前に見積もりを提示してもらうことをおすすめします。
基本料金は3,000円~10,000円程度で、これには運搬費・人件費などのコストが含まれていることが多いです。
キャリーケースのみの処分を依頼する場合は、軽トラなど小さな車両に積み込まれます。他の不用品もまとめて出す場合は、サイズと重量により1.5トン・2トントラックなど、車両の規模が大きくなるため、料金が高くなります。
ただし、業者ごとにお得なプランが提供されていて、料金は固定となります。そのため、ある程度まとまった量の不用品を出しておいた方がお得です。
業者によっても対応が異なりますが、電話1本で予約手続きができます。業者がウェブサイトを運営している場合は、メールフォームからの予約受付ができる場合もあります。契約前に見積書を提示してもらい、金額とサービス内容に納得した上で依頼しましょう。
不用品の種別と数量を伝えておけば、希望の日時に回収に来てもらえます。
室内からの搬出・運搬・回収・処分までワンストップ体制で、対応もスムーズです。
業者ごとに支払い方法にも違いがありますので、事前に確認しておきましょう。
不用品回収業者は自治体の粗大ごみ (有料ごみ) 回収サービスと比較すると、対応が早くて搬出作業や解体作業も一任できるので便利です。
しかし、その一方で不用品回収業者に関する悪い話を目に耳にすることも多々あります。
サービス品質の良い優良業者も多いですが、残念ながら中には悪質な業者が潜んでいることもお伝えしなければなりません。
とくに警戒すべきなのが、「無料処分」を強調する悪質業者です。
不法投棄や高額請求をする違法な業者も潜んでいるので、騙されないようにくれぐれもご注意下さい。
悪質な業者を見極めるチェックポイントを下記に掲げておきます。
業者の連絡先が携帯電話番号の場合、その番号にかけると業者の携帯に着信履歴が残ってしまうので要注意です。「この業者はちょっと怪しいのでは」と不審に感じた時は、絶対に関わらないのが最善策です。「電話してみたら意外と感じが良かった」からといって、気を許してむやみに住所や連絡先を相手に伝えることのないようにご注意下さい。
最悪の場合は、悪質業者が自宅に突然訪問するケースもありますので、絶対にドアを開けないようにしましょう。
今回はキャリーケース (スーツケース) の不用品回収についてお伝えしましたが、品質状態によって売却するか処分するか、選択肢が大きく変わってきます。
十分に使える状態であれば、売却・出品することを視野に入れておくと良いでしょう。
汚れや傷など著しく品質状態が悪くて、売却や出品ができない場合は、廃棄処分にするより他にありません。
キャリーケースも含め、不用品の回収についてお困り事がありましたら、どうぞお気軽に東京都のエコスリーにご相談下さい。 東京都全域から神奈川県・千葉県・埼玉県まで網羅しており、お電話1本・メール1通でお住まいの地域にご希望の日時にスタッフが伺います。
単に不用品を回収・処分するだけにとどまることなく、お客様からお預かりした物を可能な限り再利用に努め、処分コストを極力抑えます。
解体作業が必要とされる場合にも、エコスリーの作業スタッフが分別・分解作業を行いますのでご安心下さい。
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