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「断捨離していたら昔の古いレコードが何枚も出てきた」「レコードに傷がついてしまいまったく聴けなくなった」そのような経験のある方も多いのではないでしょうか。
また、長年愛用してきたレコードプレイヤーが使えなくなり、型式が古いものだと修理ができなくなることもあります。
そんな時期が訪れたら、レコードやレコードプレイヤーの処分について検討する必要がありますが、回収費用をできるだけ低コストに抑えたいものです。 そこで今回は、不用品のレコードとレコードプレイヤーを損せずに回収に出す方法について提案していきたいと思います。
一口にレコードプレイヤーとは言っても、小さな物から大きな物まで沢山の種類があります。
もっとも小さなレコードプレイヤーはポータブルタイプで、ソノシートや45回転のシングル盤のみ再生できます。高さは7センチ程度・横幅は22~25センチ程度・奥行きは30~40センチ程度です。
アンティークな蓄音機タイプのレコードプレイヤーには、大型のホーンがついていて、横幅は約40センチ、奥行きは約35~40センチ、高さは大型ホーンも含めて70センチ以上です。
もっともオーソドックスなのがステレオレコードプレイヤーで、横幅約45センチ程度・奥行き35センチ程度・高さは7センチ程度です。
自治体によっては「指定ごみ袋に入る場合は可燃物として排出しても良い」というケースもあります。
ただし、横幅・奥行き・高さの3辺のうちいずれか一辺が30センチを超える場合は、有料の粗大ごみとして排出するのが一般的です。
お手持ちのレコードプレイヤーの処分を検討する際には、サイズの大きさにより自治体の処分方法に違いが出てきますので、その点を踏まえた上で適正に処分しましょう。
不用になったレコードを処分する際には、自治体の家庭ごみとして出すことも可能です。自治体によってはレコードを可燃物として取り扱う場合もあれば、不燃物に区分される場合もあります。
ただし、レコードの枚数が多い場合は、自治体によっては「家庭ごみ(可燃ごみ・不燃ごみ) の受付不可」となる可能性がありますので、念のため事前に確認しておくと安心です。
自治体では家庭ごみ分別事典やガイドブックなどを無料で配布しているので、取り寄せておくと良いでしょう。自治体の公式サイトからガイドブックをダウンロードできる場合もあります。これを見れば、各アイテムがどのごみに区分されているのか一目でわかります。
指定ごみ袋に入りきれないほど枚数が多い場合は、排出する前に自治体の環境衛生課など、ごみ処理関係の係に電話して尋ねておくと良いでしょう。
面倒な場合は可燃物の日に数枚ずつ処分して複数回に分けるなど、ごみの出し方を工夫すると良いでしょう。
お手持ちのレコードプレイヤーの品質が良ければ、中古買取店に売却するか、フリマアプリに出品すると良いでしょう。
人気の高い機種であれば、高額買取にも希望が持てることでしょう。
中古買取業者にはさまざまなタイプがあり、多種多様なアイテムを幅広く取り扱うお店から、レコードプレイヤーなどの音響機器専門の買取店まで、全国各地に沢山あります。
中古買取店では店頭への持ち込みだけではなく、宅配買取・出張買取まで幅広く対応できるお店もあります。
型式が新しく製造年月日から5年以内、取扱説明書・箱・付属品が完璧に揃っている有名メーカー品であれば、高額買取のチャンスがあります。
フリマアプリに出品する際も同様に、レコードプレイヤー本体だけでなく付属品・取扱説明書・箱など、すべて完璧に揃えておくと信頼度も高まります。
ただし、フリマアプリへの出品でもっとも頭を悩ませるのが価格設定です。
フリマアプリに商品登録して、製品仕様・コメント・写真など必要な資料をすべて用意するまでは簡単です。
問題はその後、「いくらで売却すれば良いか」、ここで躓く (つまずく) ケースが非常に多いです。
お手頃価格に設定しておけば買い手はすぐに見つかるかもしれませんが、購入価格に対しての元がとれません。
お手持ちのレコードプレイヤーの機種について、売却価格の相場について情報リサーチしておくと良いでしょう。
ただし、売却する時期により市場のニーズも大幅に変動する場合もありますので、あくまでも参考価格としてとどめておく程度にしましょう。
メルカリで販売する場合は、便利な自動設定機能が搭載されています。
製品情報を入力すると、売れやすい価格幅がAIによって自動的に提示される仕組みになっています。
「フリマアプリに出品してお金を儲けよう」という考えは、この際思い切って捨てましょう。
邪(よこしま)な感情は捨てて、「適正な価格で出品して製品を気に入った人に喜んで使ってもらえるように」と考えた方が良いですね。
※レコードプレイヤー専門の中古買取店の価格
買取・出品以外の処分方法をお探しであれば、行政による公的な回収サービス・不用品回収会社、おもにこの2つの手段があります。
レコードプレイヤーの大きさによっては家庭ごみではなく、粗大ごみとして取り扱われることがあります。
一辺の長さがおおむね30センチを超える場合は粗大ごみに区分されるのが一般的ですが、自治体により基準にはそれぞれ違いがあります。
東京都新宿区では、横幅80センチ未満のステレオ(ミニコンポ)タイプのレコードプレイヤーの処分手数料は1台につき400円です。
ミニコンポ以外で横幅80センチ以上のステレオタイプの場合は、1台ごとに2,000円の処分手数料が発生します。
一方、東京都港区ではレコードプレイヤー1台につき300円です。
家庭ごみ(可燃物・不燃物)に区分される場合は、ゴミステーションに無料で排出できますが、粗大ごみに区分される場合は、自治体の粗大ごみ受付センターに事前に予約が必要となります。
受付時間内であれば電話での予約も可能ですが、時間帯により繋がりにくくなることがあります。自治体によっては公式サイトからのWEB受付に対応できるところもありますので、ネット予約の方が対応はスムーズです。
ただし、引越し・転勤シーズンになると、粗大ごみの処理が追いつかず、申し込み日から2~3週間程度先まで予約がギッシリという事例もあるようです。
予約が確定したら、コンビニなど自治体指定の場所で個数に応じて粗大ごみ処理券を購入して、不用品にシールを貼付します。
粗大ごみ収集は自治体の粗大ごみ受付センターの指定する日時に、ごみ処理場まで持ち込むのが一般的です。ただし、車での運搬が難しい場合は行政指定の業者に引き取りに来てもらうことも可能です。
なお、行政サービスを利用する場合、お手持ちのレコードプレイヤーを排出する前に解体作業を行う必要はありません。
不用品回収業者は、行政による公的サービスと比較すると料金は割高ですが、搬出・回収までワンストップ対応なのが魅力です。面倒な手続きも必要なく、不用品がスムーズに処分できます。
業者によっては、処分だけではなくリサイクル事業にも積極的に取り組むケースもあります。
不用品回収業者にレコードプレイヤーを処分してもらう場合は、1回の依頼につき8,000円~10,000円前後が相場です。
ただし、回収の対象となる不用品の数量・重量・搬出方法・運搬車両・移動距離などの条件により、別途料金が加算されるケースもあります。
不用品1個からでも対応可能ですが、複数まとめて出した方が割安となります。
事前に見積もりを提示してもらうことで、正確な料金が把握できます。
電話・メールフォームにて予約手続きを行い、指定の日時に業者が自宅まで不用品を引き取りに来ます。梱包・搬出・車両積み込み・処分まで業者に一任できます。
車両の手配がつけばスピーディーに対応できるので、待たされることもありません。
1年でもっとも不用品回収サービスの利用が多い時期は、転勤・引越しシーズンの3月~4月です。この時期になると、全国各地の不用品回収会社は予約が混み合い、フル稼働で書き入れ時となります。
引越し間際で多忙になり、切羽詰まって不用品回収業者に予約を入れる人も少なくありません。
しかし、中には悪質極まりない業者も潜んでいるので要注意です。
「ご家庭の不用品を無料で処分します」という触れ込みで近所を巡回するトラックや広告チラシ、突然訪問してくる買取・不用品回収業者には最大限の警戒を払うべきです。
すっかり信用して業者に依頼したら高額料金請求や不法投棄といったトラブルに見舞われるケースも多いです。
しかし、冷静になってよく考えてみると、そもそも不用品の回収には、車両積み込み・運搬・処分に関するコストがかかるわけですから、無料で回収できるはずはありません。 さらに、人件費も発生するため、不用品の回収にはそれなりのコストがかかって当然です。
「無料回収」というおいしいフレーズにけっして惑わされることなく、疑わしい業者が近づいていても絶対に関わらないことが肝心です。
不法投棄とは、ごみや廃棄物を適正な形で処理せずに、空き地・公園・海・山林・野原・道路など、ごみ処理場として許可されていない場所で廃棄することを言います。
不法投棄は違法行為に該当するため、これを行った場合は「廃棄物の処理および清掃に関する法律」の第16条に基づき、懲役または罰金刑、またはその両方が課せられるなど、厳しく罰せられることとなります。
不用品回収トラブルでもっとも多いのが不法投棄で、全国的に年々増加傾向にあります。
万が一、不法投棄の現場を見かけたら、市区町村役場の環境衛生課など、ごみ処理担当の係に速やかに連絡しましょう。
近年は若者たちの間でレコードを聴くことがブームになっているようです。
今の時代、デジタル文化の発達により、音楽を聴く手段として携帯用の音楽プレーヤーやスマホを使うのが一般的となりました。
音楽プレーヤーで聴く場合は、液晶画面から好きな音楽を選び、ボタンひとつで簡単に再生・ストップできます。
しかし、音楽プレーヤーやスマホの音源ではどこか物足りないと感じられることもあります。
音楽プレーヤーやスマホの音源はボリュームが小さくて、ヘッドフォンで聴くのは良いですが、スピーカーからの音質にいまひとつ不満を感じる人も少なくありません。
その点、ステレオでレコードを聴くと、左右のスピーカーから立体感と奥行きのある音質が思い切り楽しめるのが魅力です。
デジタル文化が浸透した今だからこそ、古き良き昔を懐かしみ、レコードを聴くことによってアナログの良さがしみじみ感じられるのかもしれません。
古いレコードのジャケットを見て、ふと青春時代の思い出に浸ることもあるでしょう。
「人気アーティストの最新アルバムをアナログのレコードで聴きたい」と、レコードショップで予約する人も増えています。
そんな素敵なレコードをすぐに処分するなんてもったいない話です。 自宅に眠っているレコードを発見したら、すぐに処分せずに売却することもひとつの選択肢として検討してはいかがでしょうか。
今やレコードブームに火がついて、昔のレコードが思わぬ高額で売却できるチャンス到来、最良のタイミングです。
今回はレコードとレコードプレイヤーの不用品回収についてお伝えしました。
売却・出品・処分など、いくつかの選択肢がある中で、ご自身の状況にもっともふさわしい方法を慎重に選択すると良いでしょう。
東京都新宿区に本拠地を構える不用品回収会社・エコスリーでは、埼玉県・神奈川県・千葉県まで対応エリアを広げています。
お客様が排出された不用品を端的に回収・処分するのではなく、料金を極力安く抑えても収益化に繋がるよう、無駄なコストを抑えるよう努めています。
お客様から回収した不用品を可能な限り再利用できるように配慮することで、処分コストを抑えるように心がけております。
レコードやレコードプレイヤー以外にも排出したい物がありましたら、まとめて出していただくことでお得な料金プランをご活用いただけます。 不用品の処分・回収についてお困りの点がありましたら、メールやお電話でお気軽にご連絡いただければ幸いです。
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