目次
アパートやマンションの前にもう乗れなくなった自転車が複数台、放置されているのを見かけたことはありませんか?
駅や街中でも不用品の自転車が放置されているのをよく見かけますが、自転車は車体番号が登録されているので、一歩間違えると大きなトラブルにも繋がります。 そこで、今回の記事では不用品の自転車を損せず回収に出す方法・料金相場・注意点について解説しますので、処分にお困りの方は必見です。
自転車はバイクや自動車と同様に乗り物の一種ですから、新規購入の際には販売店にて防犯登録の手続きが必須となっています。
購入時の手続きはもちろん、不用品となった自転車を手放す時には、防犯登録の解除および抹消の手続きが必要となります。
新規で自転車を購入した場合、防犯登録の手続きは有料 (600円・非課税)ですが、自転車を処分する際の抹消手続きの費用は無料です。
防犯登録の抹消手続きは、新規登録の手続きを行ったお店も含め、防犯登録指定の自転車販売店にて行います。
自転車の防犯登録の有効期間は、無期限ではありません。有効期限は、登録年月日から10年間となります。
不用品となった自転車を手放す前に、中古品の買取専門の業者やフリマアプリを活用して、売却ができるかどうか、検討してみてはいかがでしょうか。
不用品となった自転車を中古品買取専門の業者に出す場合は、事前にタイヤ・ブレーキ・ライトなど各部品の状態についてくまなくチェックしましょう。
自転車は乗り物ですから、走行状態に問題があると買取には応じてもらえません。
また、自転車のハンドルなど各部品に傷や汚れが付着していると、商品価値が下がってしまうので要注意です。
自転車メーカーの知名度・型式などによっても、査定額に格差が生じます。
買取店によっては、店頭・出張買取だけではなく、宅配による買取にも対応可能なお店もあります。
自転車をフリマアプリに出品する際にも、各部品の機能性のチェックや汚れ・傷・破損の有無などを入念なチェックが必要です。フリマアプリで自転車を出品する場合、発送費用が高くつくのが難点です。
自転車を発送する際には、自転車本体だけではなく、説明書やスペアキーなどの付属品も同梱しましょう。
行政サービス・自転車リサイクルショップ・不用品回収業者の基本的な処分方法と料金相場は下記の通りです。
古い自転車の処分費用は自治体ごとに格差が生じますが、1台につきおおむね数百円 ~ 1,000円前後です。自転車のタイヤの大きさや型式によっても違いがあります。
参考までに東京都港区では、16インチ未満の自転車は1台につき400円、16インチ以上は800円となっています。
電動自転車は本体とバッテリーは別に回収されるのかどうか、自治体によっても対処法が異なるため、事前に要確認です。
管轄内の自治体のウェブサイトを閲覧してインターネット上で予約、または電話で予約します。粗大ごみ用の券を自転車の台数分購入して、処分の対象となる自転車に貼りつけます。予約した時間までに指定の場所に持ち込み、または業者に引き取りに来てもらいます。
指定の場所に直接持ち込むことにより、割引特典が受けられる場合もあります。
自転車リサイクルショップに持ち込みする場合は、数百円~1,000円程度が相場です。電動自転車は1万円程度が相場ですが、メーカー・型式によっても格差が生じます。電動自転車は、販売価格の1割~4割程度が相場と見て良いでしょう。
お店によっては新しい自転車を購入するタイミングで、古い自転車を持ち込んで引取ってもらう場合は、無料で対応してもらえる場合もあります。
自転車をまとめて複数台処分する場合は、1台あたりの料金が500円~1,000円程度、1台のみ処分を依頼する場合は5,000円~9,000円前後が相場です。
自転車のサイズや型式にはとくに関係なく、不用品の数量や重量によって料金に格差が生じます。
不用品回収業者では自転車の回収について、依頼者が指定した場所に直接来てもらえます。不用品回収業者のウェブサイト上のメールフォームから予約、または電話での予約が必要です。
不用品になった自転車を1日も早く処分したいと思い、そのタイミングで近所に来た不用品回収業者に出したら後でトラブルになってしまった、このような事例も少なくありません。
東京都に限らず、全国的に不用品回収業者が増加する一方、悪質な業者による不法投棄が深刻な問題となっているのをご存知でしょうか。
万が一、悪質な業者に遭遇して「無料回収」の謳い文句で安易な気持ちで依頼すると、高額料金を請求されるだけではなく、不法投棄される恐れがあります。
不用品の自転車について、もう1つ注意点があります。
転勤や引越しなどで不用品の自転車をそのままマンションや駅の駐輪場などに置き去りにすると、長期的に放置されたものとみなされます。
その場合は、放置された住宅や施設の管理会社が処分を行う羽目になってしまいます。
周囲に迷惑をかけないように十分注意すべきです。
不用となった自転車を適切な方法で処分することは、単なる後片付けではなく、周囲に対しての最低限のマナーであると心得ておくべきです。
今回は、自転車の処分方法について解説しましたがいかがでしょうか。
家具・家電製品・カーペットなどの品物と自転車の不用品回収について、大きく異なる点が1つあります。冒頭でもお伝えした通り、自転車は乗り物である以上、車体番号の登録と抹消手続きが必須となります。自転車を処分する前に、必ず抹消登録(車体番号の削除)の手続きを行い、適切な方法で回収してもらうことが重要です。
転勤やお引越しの際に、不用品の自転車があれば処分するのを忘れないように注意しましょう。
東京都の不用品回収専門のエコスリーでは、家具・家電製品はもちろん自転車の処分にも対応しています。
弊社のウェブサイト上のメールフォームまたはお電話1本で、ご指定の場所・お約束の日時にスタッフが自転車を引き取りに伺います。
今すぐに処分してほしい、他店よりも低コストで回収を依頼したい、そのようなニーズにもお応えできるようお得なプランを提案いたします。自転車以外にも処分してほしい物がありましたら、合わせて収集いたします。 運搬費・移動費・処分費もすべて込みの料金で見積もりを無料で提示し、追加費用は発生しませんのでご安心下さい。