不用品の棚・カラーＢＯＸを損せず回収に出す方法

いつのまにか増えてしまったカラーＢＯＸや棚を処分するのに、ごみステーションに出すこともできず、どう処分したら良いかお困りの方も多いのではないでしょうか。
リサイクルショップやフリマアプリで売却する方法や、行政サービス・不用品回収業者を利用する方法もあります。 そこで、今回は不用品のカラーＢＯＸや棚を損せずに適正な手段で回収に出す方法について伝授しますので、お困りの方は参考にしていただければと思います。

棚の処分は一人では困難

どこのご家庭にも棚やカラーＢＯＸがあると思いますが、これを一人で処分するのは到底無理です。処分する場合は、所定の場所に運搬しなければなりません。一見軽そうですが、いざ持ち運んでみるとズシンと来るような重みがあり、無理して運ぼうとすると、元気な方でも足腰を痛めてしまうリスクがあります。
ご自身の健康維持の観点からも、棚を運搬する場合は必ず二人以上で行うように心がけましょう。
ただし、一緒に運ぶ人が周りにいない場合は、別の手段を講じる必要が出てきます。

買取、処分どちらの場合も計画的に

不用になったカラーＢＯＸや棚を処分する方法は、大きく2つの方法に区別されます。

使用可能な状態であれば、リサイクルショップなどに売却することも可能です。
カラーＢＯＸや棚に傷・汚れ・破損などが生じた場合は、売却しても引き取ってもらえない可能性もありますので、思い切って処分することをおすすめします。

買取・処分、どちらを選ぶにしても失敗することのないように、慎重に判断して計画的に行いましょう。

まずはリサイクルショップやフリマアプリで売却できるかを検討

不用品のカラーＢＯＸや棚が使用可能で捨てるに忍びないという方は、リサイクルショップで売却、またはフリマアプリに出品してはいがかでしょうか。

カラーボックスは元の値段が安いので中古の買取は難しい

「カラーＢＯＸを中古品の買取店で売却したい」という方もいますが、元々の購入価格が安いため、中古買取店では対応が難しい場合があります。
中古買取店では、家電製品・貴金属・家具・ベビー用品など製品としての価値が高い物を中心に取り扱っています。カラーＢＯＸの購入価格は数千円程度のものが多く、製品としての価値が薄いため、中古買取は難しいのです。
一方、食器棚などの大きな「棚」の場合は、一般的に家具製品として取り扱われるため、中古買取店で対応できる可能性が高いです。

リサイクルショップでの買取

品質状態が良ければ、リサイクルショップに売却することができます。店頭持ち込みでその場で査定してもらい、「製品としての価値がある」と判定された場合は、売却OKです。
ただし、先にもお伝えした通り、カラーＢＯＸの元の価格が安いものだと、高値がつく可能性はゼロに等しいです。

フリマアプリへの出品

フリマアプリやネットオークションに出品する場合は、必ずしも「製品価値が高いものが売れる」とは断言できません。
極端に言えば、一見価値が薄いようなものでも、ニーズが高い品物もあります。
出品した物がニーズの高い物であれば、すぐに買い手が見つかるケースも多いです。
ただし、カラーＢＯＸを出品して高額で落札された事例は非常に少なく、仮にすぐ売れたとしても手に入る金額は微々たるものです。

注意！送料の計算を忘れずに

フリマアプリに出品する場合、お手持ちの不用品を買い手に対して直接送ることになります。そのため、配送手数料の計算も忘れずに行いましょう。
カラーＢＯＸは一辺が長いので、送料が割高になることもあります。そのため、カラーＢＯＸの買い手がついても、落札価格よりも送料の方が高くついてしまう可能性もあります。

基本的な処分方法と料金相場

行政サービスと不用品回収業者の違い

不用品の処分先として行政サービスを利用する方法と、不用品回収業者に依頼する方法がありますが、どのような違いがあるのでしょうか。
行政サービスでは自治体が行う不用品回収であるため、営利を追求することはまずありません。基本的に不用品1個ごとに料金が発生する仕組みとなっており、1個あたりの回収費用は数百円～1,000円程度の格安な料金体系となっています。
また、不用品回収の対象となる品目にも不用品回収業者とは大きな違いがあります。
不用品回収業者では、いらなくなったものを1個からでも出すことはできますが、まとめて出した方が割安になるケースが多いです。
行政サービスのように「1個につきいくら」ではなく、ある程度まとまった数の不用品を出すことにより、運搬費・人件費・車両などの経費が回収料金に反映されます。

行政サービス

棚、カラーＢＯＸの料金相場（サイズごと）

東京都新宿区では、カラーＢＯＸと棚は、「箱物家具」として区分されます。
最長辺の数値と2番目に長い辺の数値の合計が135㎝以下の場合は、棚・カラーＢＯＸ各1個につき400円です。
最長辺の数値と2番目に長い辺の数値の合計が135㎝超～180㎝以下である場合は、1個あたり800円です。
最長辺の数値と2番目に長い辺の数値の合計が180㎝超～270㎝以下の場合は、1個につき1,200円です。
最長辺の数値と2番目に長い辺の数値の合計が270㎝超～360㎝以下の場合は、1個あたり2,000円です。
なお、「棚」とは、食器棚(茶箪笥)・書棚・下駄箱・オーディオラック・本棚などがこれに含まれます。
上記の料金相場は東京都新宿区です。各自治体で粗大ごみの区分や料金体系には違いがありますので、市区町村役場や各自治体の公式サイトにてご確認下さい。

回収方法

行政サービスを利用する場合は、自治体の粗大ごみとして回収されます。
自治体の粗大ごみ受付センターに電話、または自治体の公式サイト上より予約手続きをします。指定の日時に不用品が回収されるので、忘れないようにカレンダーや手帳などにメモしておくと良いでしょう。
粗大ごみの回収日までに、有料粗大ごみ処理券をコンビニなど、自治体指定の場所で購入します。有料粗大ごみ処理券は、不用品の個数に合わせて購入する必要があります。棚やカラーＢＯＸを5個出す場合は、有料粗大ごみ処理券は5枚購入します。

解体が必要

粗大ごみとして排出する場合、自治体によっては、「棚やカラーＢＯＸを解体して排出すること」と規定されている場合があります。解体作業が必要な場合は、自治体の規定に従い、適正な方法で排出しなければなりません。
カラーＢＯＸを解体する場合は、固定された板の部分についたネジに対して、ドライバーを使って回していけば外れます。板が全部剥がれたら、1枚ずつ細かくカットします。
ご自身で粗大ごみを持ち込みするのが難しい場合は、業者に引き取りに来てもらうこともできますが、指定の場所に直接持ち込みした方が、割引サービスが適用される場合もあります。

不用品回収業者

不用品回収業者に依頼しておけば、都合の良い日時に来てもらえます。迅速に対応できるので、急な転勤やお引越し前にも便利です。

棚、カラーＢＯＸの料金相場（サイズごと）

不用品の種類やサイズの大小に関係なく、不用品の大きさや重量により、運搬車両の違いによって料金が決定されます。運搬費・人件費などの経費込みで、5,000円～10,000円程度が相場と見て良いでしょう。

回収方法

不用品回収業者のウェブサイトからメールフォームで予約、または直接電話します。希望の日時を伝えて予約が確定したら、業者が自宅や指定の場所に不用品を取りに来ます。
室内からの搬出作業から車両での運搬・回収まで業者が責任を持って行います。

解体は業者にお任せ

棚やカラーＢＯＸを排出するのに解体作業が必要となる場合にも、業者に一任できます。ねじの取り外しなどの面倒な作業を行う必要もなく、室内に木材のくずが散らばる心配もなくて済みます。

引越し業者

近日中に転勤や引越しの予定があれば、引越し業者に不用品の棚やカラーＢＯＸを回収してもらうことも可能です。

引越しのタイミングでの処分がおすすめ

運送会社によっては、不用品回収サービスに対応できるところもありますので、1度相談してみると良いでしょう。
引越し業者に依頼しておけば、引越し作業と不用品回収が同時にできるので、面倒な手間が省けます。

棚、カラーＢＯＸの料金相場（サイズごと）

カラーボックスは500円程度、本棚は2,500円程度が相場です。
ただし、引越し業者により料金設定に違いがありますので、事前に見積もりを取ってから料金を確認しておくと良いでしょう。

解体、回収すべてお任せ

引越し業者に依頼する場合は、運搬・解体・回収まで、すべてお任せできます。

棚の中身を整理しておく

引越し業者に依頼する場合は、棚やカラーＢＯＸの中身をすべて取り出して空の状態にしておく必要があります。中に貴重品が残ったまま、排出しないようにご注意下さい。

棚の中から不用品がさらに出てくることも

棚の中を整理していたら、さらに不用品が出てくることもあります。
引越し業者では、棚・カラーＢＯＸ・家具などを引越しのタイミングで排出することは可能ですが、小物には対応していません。

棚の中から出てきた不用品が一定以下のサイズであれば、可燃物・不燃物・ブラ資源など、家庭ごみとして収集されるので、適正に排出しましょう。

棚の中から不用品がさらに出てくることも

棚の中を整理していたら、さらに不用品が出てくることもあります。
引越し業者では、棚・カラーＢＯＸ・家具などを引越しのタイミングで排出することは可能ですが、小物には対応していません。

棚の中から出てきた不用品が一定以下のサイズであれば、可燃物・不燃物・ブラ資源など、家庭ごみとして収集されるので、適正に排出しましょう。

無料で処分を宣伝する獲得業者に注意

「不用品回収は悪質な業者が多い」、残念ながらそのような話を目に耳にする今日この頃です。「無料で処分します」と言っておきながら、高額請求されたケースも少なくありません。
悪質な業者に不用品を預けるまでは態度が柔らかいですが、いったん預けた後は態度が変わり、お金を請求されることもあります。 この他には、過去直近にこのようなトラブル事例もあります。

• 事業所の所在地が架空の住所だった
• 連絡先が携帯番号のみ
• 見積書の提示や契約書の締結がなく口頭のみ
• 料金体系が不透明

これまで何度もお伝えしていますが、悪質業者に纏わるトラブルは、全国的に多発しています。
怪しい御者に遭遇した時の対策として下記の3点を挙げておきます。

• ・ICレコーダーで会話のやりとりを録音する
• 車のナンバーをメモする
• 車体に産業廃棄物収集運搬業許可証の番号が記載されているかチェック

棚、カラーＢＯＸの不用品回収ならエコスリーにお任せください

今回は、棚・カラーＢＯＸの処分方法についてお伝えしましたが、いかがでしょうか。棚・カラーＢＯＸの処分でお困りの方は、どうぞお気軽にいつでもエコスリーにご相談いただくと良いでしょう。棚・カラーＢＯＸの処分でもっとも困るのが解体作業です。

エコスリーでは、不用品の取り外し作業や解体作業にも柔軟に対応しておりますので、初めて依頼される方もどうぞご安心下さい。
お電話1本・メール1通で、お約束の日時にご指定の場所に作業スタッフが伺い、不用品の運搬・解体作業・回収まで迅速に対応いたします。
お見積りのご依頼にもメールで無料対応しており、24時間体制で受付中です。

• 引越し・転勤で今すぐにでも不用品を処分してほしい
• 断捨離で不用品を片付けてスッキリしたい

そのようなニーズにスムーズにお応えすることを使命としております。

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