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「ずいぶん前に買ったミシンが古くなり、思い切って処分したいけれど重くて運びにくい」、そのような悩みを抱えるご家庭も多いのではないでしょうか。
ミシンでエプロンやマスク、子ども向けのグッズを作ったり、いろんな楽しみが広がりますが、不用になったミシンは1日も早く処分してスッキリしたいものです。
そこで、今回は「不用品のミシンを損せず回収に出す方法」というテーマでお送りします。ミシンを処分せずに買取店やフリマアプリに出品する手段についてもお伝えしますので、ご興味のある方はぜひ参考にしていただければ幸いです。
2020年1月頃から新型コロナウイルスが全世界で流行し始め、急速な勢いで日本国内にも蔓延してきました。日々感染者が急増する中でマスクのニーズが高まり、ドラッグストア・コンビニ・スーパーで、マスクが長期的に品切れ状態となりました。
「それならマスクを作ろう」ということで、マスク作りを始める主婦が急増し、ミシンを購入しようと手芸店や家電量販店に駆け込んだものの、売れ切れ・入荷待ちとなりました。
今ではマスクとミシンの在庫状況は十分確保できていますが、マスク作りをきっかけに手芸の楽しさに目覚めた方も多く、依然としてミシンのニーズは高まる一方です。
ミシンはおもに一般家庭用・職業用・工業用に区分されます。
家庭用ミシンでは、軽量でコンパクトな電子ミシンから電子ミシン、多機能なコンピュータミシン、刺繍用ミシン、ロックミシンなどがあります。
ロックミシンはコンピュータ仕様ではなく、厳密には電動ミシンに区分されます。
おもに、縫い代のかがり縫いでほつれを防ぐために使用します。
ホッチキスのような形状をしたハンディタイプのミシンは、持ち運びにも便利です。
基本的には直線縫いのみの機能ですが、厚さのある生地にも縫いやすく、衣服にほつれが生じた時にもササッと縫えます。
職業用ミシンはおもに直線縫いの機能中心ですが、縫うスピードは家庭用ミシンよりも断然こちらの方が早く、厚さのある生地にも対応できます。
ただし、初心者には家庭用ミシンの方が適しています。
縫製工場で使用されるのが工業用ミシンで、家庭用ミシンと比較すると外見はシンプルな感じです。衣服を大量生産することを目的として製造されたミシンであるため、出力・スピードはハイパワーです。工業用なので、手芸店や家電量販店では販売されていません。
ご自宅のミシンを処分する場合、ごみの区分がどうなるのか戸惑うこともあるでしょう。各自治体では、ミシンは粗大ごみとして区分されるのが一般的です。
ごみの区分で困った時には、お手持ちのミシンのサイズを測定しましょう。
一辺の長さがおおむね30センチ以上であれば、粗大ごみとして区分します。
ミシンにはケースが付帯されているので、本体のサイズではなくケースのサイズを測定して、これを基準としておくと良いでしょう。
持ち運びに便利なハンディミシンをお持ちの方も多く、旅行や出張の際にも活躍します。ハンディミシンは、手のひらに収まるほどの小さなサイズのものが多いです。
そのため、不用になったハンディミシンを処分する場合は、小型家電に区分されるケースが多いです。
お手持ちのハンディミシンのサイズが、おおむね30センチ×15センチ程度の大きさであれば、自治体の回収ボックスでの処分が可能となります。
ただし、自治体により回収ボックスの投入口のサイズに違いが生じることもありますので、事前に自治体の公式サイトやごみ収集担当の課で確認しておくと安心です。
お手持ちのミシンが不用になった場合、使用状態が良ければ中古買取店・リサイクルショップへの売却、またはフリマアプリへの出品について検討してはいかがでしょうか。
お住まいの近くに中古買取専門店があれば、不用品のミシンを持ち込みすると即査定されます。とくに査定額に不満がなければ、即買取されて現金化できます。
全国展開の中古買取店も多く、出張や宅配による査定・買取にもフレキシブルに対応できます。品質状態が良くて、市場ニーズの高い物であれば、高額買取のチャンスもあります。
お手持ちのミシンをリサイクルショップで引き取ってもらうことも可能です。
ただし、「正常に稼働するものであること」が買取の条件となります。糸調子が悪い、部品の欠損など、不具合の生じたミシンは買取対象外となります。
リサイクルショップの名の通り、基本的には顧客から買い取った品物を他の顧客に再利用してもらうことが本来の目的です。
お手持ちのミシンをフリマアプリに出品する場合、必ず運営会社の利用規程を熟読し、一定のルールに従い、マナーを守りましょう。 ミシンに関する情報をユーザーに正確に伝える必要があるため、プロフィールを作成します。メーカー名・製品名(機種)・型番・機能性・安全性など、ミシンに関する情報をできるだけ詳しく伝えましょう。
「フリマアプリにミシンを出品して買い手が見つかり、品物を発送したらそれで完結」と思い込む人も少なくありません。
品物が相手の元に届いた後、購入者から評価を受けることになります。購入者が評価をしないと、代金の受け取りが難しくなることもあります。
出品する方が送った品物に欠陥があった場合、購入者の不満が募り、酷評を受ける可能性もあります。このようなトラブルが生じることのないように、事前に品質状態を細かくチェックするなど、細心の注意を払いましょう。
出品する方は「自己責任のもとに行う」ことをモットーに、購入者に不快な思いをさせないよう誠意ある対応を心がけましょう。
中古買取専門店に売却するのも良いですが、ミシン専門のお店で下取りまたは買取りを依頼するのもおすすめです。もともとミシンの下取・買取に特化したお店なので、不特定多数の商品を取り扱う中古買取店よりも、高額で買取される可能性もあります。
とくに有名メーカーの人気機種をお持ちであれば、思ったよりも高く売却できるチャンスもあります。
「ミシンの下取り」とは、そのお店で新製品のミシンを購入時に古いミシンを引き取ることです。ただし、古いミシンならどれでもOKというわけではなく、お店独自で下取り対象製品が定められることが多いです。
一方、「買取」とはお店で品質状態をチェックして査定額を提示して、そのお店で買い取ることを言います。査定の結果、価格がつかない場合は無料で回収してもらえる場合もありますが、お店によって対応の仕方が異なります。 下取りの場合は、機種・使用状態・人気度などに関係なく、お店独自の下取り価格データを基に引き取りされるのが一般的です。
不用品のミシンを高額で売却したい方は、下記の5点に留意しておくと良いでしょう。
お手持ちのミシンが修理不可能、交換部品が入手できない場合など、著しく品質が劣化した場合は、売却・出品はできないので、処分を検討するより他ありません。
その場合は、自治体の行政サービスや民間の不用品回収専門の会社に依頼する方法があります。
行政サービスをご利用の前に、管轄の自治体の公式サイトを閲覧して、ごみの区分・利用方法について確認しておくと良いでしょう。
ミシン1辺の長さがおおむね30センチ以上の場合は、可燃ゴミや不燃ゴミとして排出できず、粗大ごみとして取り扱われるのが一般的です。
ミシンの大きさによっては粗大ごみに該当しないケースもありますが、その場合は不燃物として取り扱われることが多いです。
お住まいの地域により、ミシンの処分について料金相場には差異があります。
ご参考までに東京都新宿区ではミシン1台につき400円、港区・大田区・世田谷区では卓上式ミシン1台につき800円、卓上式以外は1台ごとに2,000円となっています。中央区では卓上式ミシン1台につき700円です。
指定のゴミ収集場所までご自身で直接持ち込みする場合は、自治体指定の収集業者に依頼するよりも処理手数料が割安になるケースもあります。
電話・インターネットにて事前に予約申し込みが必要となります。
電話で申し込みを行う場合は、受付日時について事前に要確認です。自治体によっては、平日だけではなく祝日も電話受付に対応できるところもあります。
予約手続きの後、必要な枚数分のゴミ処理用シールを購入して貼付し、指定の日時に持ち込みます。または自治体指定の収集業者に自宅まで不用品を回収してもらいます。
ただし、業者は室内からの搬出作業には対応できないので、その点はご注意下さい。
ミシンの他にも処分したい物があれば、まとめて不用品回収業者に依頼しておくと便利です。ミシンの大きさに関わらず、処分費用・人件費・運搬費で料金が決定されるため、事前に見積もりを提示してもらうと良いでしょう。
不用品回収業者に電話やメールでお問い合わせの際に、不用品の種類・数量・自宅の場所・連絡先・希望の日時について伝えます。
これらの情報をもとに見積もりが提示され、金額に納得した上で依頼しましょう。
予約状況に空きがあれば最短で翌営業日、または数日後には業者に来てもらえます。
室内からの搬出・車両積み込み・処分まで一貫対応なので安心です。
「不用品のミシンが十分に使える状態、でも買取店やフリマアプリは利用したくない」という方は、友人や知り合いに譲ることを検討してはいかがでしょうか。
「子どもの習い事用バッグや袋などの小物を作りたい」という子育て世代の方も多いので、ミシンを譲ると大変喜ばれることでしょう。
「子育てがひと段落ついたところで、趣味の洋裁や手芸を始めたい」という方も周りにいると思います。お心当たりがあれば、お声かけをしてみると良いでしょう。
全国各地の自治体の公式サイトなどで、「無料回収を謳い文句にする違法業者に要注意」と呼びかけて入るのをご存知でしょうか。
廃品や不用品を違法に回収する業者が増加傾向にあり、環境省では自治体の職員を対象に「違法業者対策セミナー」を実施しています。
廃品回収と不用品回収は、どのような違いがあるのでしょうか。
一般的に「廃品」とは、ダンボール・古新聞・古紙など商品としての価値がなく、リサイクル可能な物を指す事が多いです。 一方、不用品とは一般家庭で不用になった家電・家具・道具などを指すのが一般的です。そのため、廃品回収業者と不用品回収業者は、回収の対象となる物の範囲に大きな違いがあります。
悪質な不用品回収業者にありがちな「違法な行為」とは、不法投棄・高額費用の請求・不法輸出といった行為が大半です。
中には、家電リサイクル法を完全に無視して回収する違法な業者も存在します。
「無料回収します」というフレーズを聞いただけで「なんだか得した」と勘違いする人も少なくありません。
不用品を回収・処分するにはそれなりのコストがかかるわけですから、無料回収などあり得ません。そのことを十分認識していただければ、違法な業者に関わらずとも済みます。
東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県にお住まいで、ミシンの処分にお困りの方は、ぜひお気軽にエコスリーにご相談いただければと思います。
ミシン以外にも不用品が溜まっていて今すぐ片付けたい、そのようなお悩みを迅速・スムーズに解決いたします。
ベッド処分
布団処分
洗濯機処分
パソコン(PC)処分
タンス処分
ダンボール処分
ソファ処分
カーペット処分
自転車処分
エアコン処分
衣類・衣装処分
電子レンジ処分
オーディオ機器処分
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ゴルフ用品処分
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棚・カラーBOX処分
シュレッダー処分
ウォーターサーバー処分
学習机・勉強机処分
ピアノ処分
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ベビーカー処分
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空気清浄機処分
スマートフォン(携帯電話)処分
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ミシン処分
電子レンジ台(レンジボード)処分
靴箱(シューズボックス)処分
キッチンカウンター処分
マッサージチェア処分
こたつ処分
脚立・はしご処分
鏡台・ドレッサー処分
テレビ処分
冷蔵庫処分