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鏡台・ドレッサーと言えば婚礼家具の定番で、新婚時代から長年に渡って大切に愛用してきた方も多いのではないでしょうか。
長い年月を経て、鏡台・ドレッサーの表面にはいつしか傷や汚れが目立つようになり、「そろそろ新しい物に買い換えたい」と思うこともあるでしょう。
新品に買い換えるタイミングで不用になった鏡台・ドレッサーを処分する方もいれば、「この機会に不用品をまとめて回収してほしい」と希望する方もいることと思います。
そこで、今回は「不用品の鏡台・ドレッサーを損せず回収に出す方法」というテーマで解説して、さまざまな選択肢があることを提案します。 どの方法で不用品を回収してもらうのが良いのか、生活環境やニーズに見合う方法を慎重に選ぶと良いでしょう。
一般的に鏡台・ドレッサーとは、メイク・スキンケア・ヘアケア用品ななどの美容アイテムを収納するために使う家具・インテリアのことを指します。本体には大きな鏡がついていて、椅子がセットになっているものが多いです。椅子に座って鏡を見ながら、スキンケア・ヘアケア・メイクをすることができるので便利です。
鏡台・ドレッサーの大きさ・色・柄・デザインの種類は実に豊富で、持ち運びに便利な小さいサイズのものもあれば、大きな鏡がついていて収納スペースが広いタイプのものもあります。
ドライヤーや美容家電などを使えるようにコンセント機能付きの鏡台や、照明機能が搭載されたものもあります。
鏡台・ドレッサーには、一面鏡・三面鏡・姿見の3つのタイプがあります。それぞれの特徴は下記の通りです。
三面鏡は、その名の通り3つの鏡で構成されています。中心部に横幅が大きい鏡があり、その両サイドの鏡は横幅がやや狭くなっています。3枚の鏡は連なっていて、左右の小さな鏡を前後に向けて、お好みの角度に調整することができます。
メイクやヘアケアをしている時に横顔や後頭部まで念入りに確認したい時に、三面鏡があれば便利です。普段は両サイドの鏡を前に折りたたんで収納して、三面鏡を使う時だけ開く仕組みです。
鏡が一面だけであることから一面鏡と名付けられました。鏡の形状は縦長の長方形・楕円形などさまざまなタイプがあり、表面の色はホワイト・ダークブラウン・ワインカラーなど多彩です。三面鏡と比較すると横幅が小さいタイプのものが多く、ひとり暮らしの方に人気があります。
姿見とは細長い一面の鏡がついた鏡台で、全身を映し出すことができます。三面鏡と比較すると、縦長で持ち運びしやすいタイプです。一面鏡だけのものもあれば、一面鏡に引き出しなどの収納スペースが搭載されたものもあります。
不用品の鏡台・ドレッサーは、自治体の粗大ごみとして処分するケースが多いです。
一般的に自治体における粗大ごみとは、一辺の長さがおおむね30センチ以上のごみや不用品のことを指します。
ただし、自治体によっては、指定ゴミ袋の45リットルサイズのごみ袋に入りきれない不用品やごみのことを粗大ごみとして取り扱うこともあります。
お手持ちの不用品が粗大ごみに該当するかどうか、不用品の区分がわからない場合は、自治体に電話して確認すると良いでしょう。
または、自治体から無料配布される「家庭ごみ分別」の資料を見て確認しておくと安心です。なお、「家庭ごみ分別」の資料は、自治体の公式サイト上で無料ダウンロードができる場合もあります。
不用になった鏡台・ドレッサーを粗大ごみとして処分する際には、自治体のごみ出しルールをきちんと守り、適正な方法で処分しましょう。 全国各地ほとんどの自治体で事前に予約・申し込み手続きを行う必要があります。
古い昔から、「鏡には不思議な力が宿る」と言われており、鏡にまつわるさまざまな風習が今でも根付いています。
不用になった鏡台・ドレッサーを処分する前に塩水で拭いておくことで、悪い運気や邪気を祓い、鏡の部分を清潔な白い布地で覆うことで浄化されるとも言われています。
昔から「鏡には魂が宿る」「鏡にひびや割れが出ると不吉な予兆」という考えが根付いていることから、処分する前に鏡供養やお焚き上げをする地域もあるようです。 縁起を担ぐ方や風水に興味のある方は、処分する前の心得として留意しておくと良いでしょう。
ご家庭でご不用になった鏡台・ドレッサーが使用可能な状態であれば、中古買取店・リサイクルショップに売却、またはフリマアプリ・ネットオークションへの出品について検討しておくと良いでしょう。
全国各地に数多くの中古品の買取専門店があり、多くの店舗で店頭・宅配・出張による査定・買取に対応可能です。鏡台・ドレッサーを高額で売却するのに良好なタイミングは、は3月~4月の時期です。 毎年このシーズンには新社会人となる方も多く、ひとり暮らしの方に人気の鏡台・ドレッサーをお持ちであれば、通常よりも高い価格で売却できる可能性もあります。
※1位のトゥーリ社は、イタリアの代表的な老舗のインテリアブランドです。
リサイクルショップとは、中古品を取り扱うことからリユースショップとも言い、生活家電から家具・インテリア・スポーツ用品まで幅広く取り扱われているお店です。
中古買取店やリサイクルショップで高く売るには、下記の3点に着目しておくと良いでしょう。
ブランド価値の高い鏡台・ドレッサーをお持ちであれば、フリマアプリやネットオークションに出品するのも良いでしょう。
ブランド志向が高い方は、「ブランドとしての価値があるのなら高くても構わない」という価値観を持つことも多いので、高額で落札されるチャンスもあります。 ただし、出品の際には運営会社の利用規約に従い、一定のルールを厳守しましょう。
鏡台・ドレッサーは「家具・インテリア」に区分されます。家具・インテリア専門店や通販サイトでは、家具引き取りサービスを実施しているケースもあります。新品に買い換えるタイミングで、家具引き取りサービスを活用するのも良いですね。
カタログ通販でおなじみのベルメゾンでは対象商品に限定して、注文した商品が自宅に届くタイミングで、不用品の家具を同時に引き取るサービスを実施しています。
対象商品は販売価格が41,800円(税込)以上で、なおかつ大型商品送料が7,150円(税込)であることが条件となっています。
ニトリで家具引き取りサービスを利用する条件は、組み立て家具は除き1注文につき4,400円(税込)以上、購入家具と引き取り家具が同じ数量、または同じ容量であることとなっています。
ご家庭でご不用になった鏡台・ドレッサーを売却・出品せずに処分したい場合は、自治体の行政サービス・不用品回収業者を利用する方法について検討しておくと良いでしょう。
多くの自治体で鏡台・ドレッサーは粗大ごみに区分されており、自治体の定めるルールに正しく従い、適切な手段で処分します。
東京都新宿区の場合は、鏡台の高さのサイズによって、料金に格差が生じています。 高さ40センチ未満の鏡台は1台につき400円、高さ40センチ以上70センチ未満の場合は800円、高さ70センチ以上の場合は1,200円です。いずれもドレッサー込みの料金ですが、椅子は別料金で1台につき400円です。
自治体の粗大ごみ受付センターの公式サイト、または電話での予約申し込みが必要です。申し込み手続きを済ませたら、所定の手数料を支払う必要があります。
粗大ごみ受付センターに直接支払うのではなく、最寄りのコンビニなど指定する場所にて有料ごみ処理券を購入してシールを貼ります。 指定日にごみ処理場まで直接持ち込み、または自治体と提携するごみ収集業者に自宅まで回収してもらいます。提携業者に依頼する場合は、室内からの搬出作業には対応不可となるケースが多いのでご注意下さい。
不用品回収業者に依頼する場合、依頼者側の都合の良い日に対応してもらえるのが強みです。
鏡台・ドレッサーの処分を不用品回収業者に依頼した場合、5,000円~9,000円程度が相場となっています。 ただし、不用品回収会社では人件費・運搬費用・車両費などのコストを考慮した上で料金が決定されます。事前に見積書を作成してもらい、料金の内訳について確認しておくことをおすすめします。
トラック積み放題プランや定額料金のプランも用意されていることが多いため、1点のみ処分を依頼するよりも、複数まとめて不用品を回収してもらった方がお得です。
不用品回収業者のホームページよりお問い合わせメールフォーム、または電話で予約・申し込みの手続きを行います。引越しなどでお急ぎの方は、営業時間内に電話で連絡した方がスムーズに対応してもらえます。
不用品に関する情報(数量・サイズ・品名など)・ご住所・ご希望の日時を伝えておくと、その内容に応じて見積書を作成します。
自治体の行政サービスでは搬出作業はご自身で行う必要がありますが、不用品回収業者は搬出・車両積み込み・運搬・解体・処分まで完全一貫対応です。
全国各地に数多くの不用品回収業者が点在しますが、残念ながらすべての業者が優良で信頼できるとは言い難いです。
お引越しや中古買取などさまざまなライフシーンの中で、一括見積もりサイトを利用する機会も多いことと思います。
お引越しの際に安くてサービスの良い運送会社を探したり、新車に買い換える時に愛車を高く買取してもらえる中古車買取店を探すこともあるでしょう。そのような時に一括見積もりサイトを利用した経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
不用品回収業者をお捜しの時にも、他社よりも安くてサービス満点の業者をスピーディーに探せたら便利ですね。不用品回収業界でも一括見積もりサイトが多数ありますので、これを活用するのも有効策です。 不用品回収の一括見積もりサイトを利用する前に、メリット・デメリットについて理解しておくと良いでしょう。
今回は、ご自宅でご不用になった鏡台・ドレッサーの処分・回収の方法について掲載しました。どのような方法で処分するべきか、さまざまな選択肢がありますが、品質状態が良ければ処分せずに売却・出品することを検討すると良いでしょう。
製品価値がなく、処分するより他に手段がないと判断した場合は、自治体の行政サービスや不用品回収業者を利用するのが最善策です。
鏡台・ドレッサーの不用品回収をご検討中の方は、ぜひエコスリーにお気軽にお問い合わせ下さい。
東京都新宿区に本拠地を置き、一都三県(東京都全域・千葉県・埼玉県・神奈川県)を営業エリアとしています。 不用品の搬出から運搬・処分・解体まで完全一貫対応なので、初めてご依頼の方にも安全・安心です。地球環境の保護・改善にも努めており、不用品回収業務を通じて地域社会への貢献を図ります。