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これまで使っていた電子レンジ台(レンジボード)を新しく買い換える時や、引越し・転勤のタイミングで古い物を処分したい場合、どう対処すべきかお困りではありませんか?
電子レンジ台は高さと重量があるのでひとりで運び出すのは大変だし、可燃物・不燃物など家庭ゴミとして排出できない場合もあります。
そこで、今回は不用品の電子レンジ台を損せず回収に出す方法として、買取店への売却・フリマアプリへの出品についてお伝えします。 単純に処分のみ行う方法も合わせて掲載しますので、お困りの方はぜひ参考にしていただければ幸いです。
電子レンジ台とはレンジ台、またはレンジボードとも言い、おもに電子レンジ台などの家電製品を設置するスペースと、収納用の棚がワンセットになった家具です。
ご家庭で不用になった物を処分する場合、可燃物・不燃物・プラ資源など、どのゴミに区分されるのか戸惑うこともあるでしょう。
ただし、これらの家庭ゴミはいずれも大きさに制限があります。
一辺の長さがおおむね30センチ以上の不用品は、粗大ごみとして排出するのが一般的です。
電子レンジ台には形状・デザインなどさまざまなタイプがありますが、いずれも電子レンジの設置スペースと収納スペースで構成されており、高さがあります。一辺の長さが30センチを大幅に超えているため、粗大ごみとして取り扱われることになります。
電子レンジ台は電子レンジなどの家電製品を設置するための家具であり、家電製品には該当しません。 そのため、電子レンジ台は家電量販店での引き取り (下取り・買取・処分) は不可となります。
お手持ちの電子レンジ台に製品としての価値が十分にある場合は、中古買取店やリサイクルショップに売却、またはフリマアプリに出品することが可能です。
電子レンジ台を中古買取店やリサイクルショップに売却する場合、搬出作業の際には本体や室内の壁・床などを傷つけないように細心の注意を払いましょう。本体に傷や汚れが付くと、査定額にも影響しますのでご留意下さい。
お店によっては宅配・出張での買取にも柔軟に対応できます。
搬出作業が困難な場合はお店の担当者に自宅まで来てもらうか、お店指定の宅配業者を利用して送ると良いでしょう。
中古買取店とリサイクルショップは、いずれも「顧客から買い取った品物を販売する」という点では共通していますが、実は大きな違いがあることをご存知でしょうか。
中古買取店では貴金属 (宝石など)・有名ブランド品(時計・バッグなど)・家電製品・家具・インテリアなど、製品としての価値が高いものをメインに買取を強化しています。
一方、リサイクルショップでは、中古買取店のように特定のブランド製品へのこだわりは少なく、小物・スポーツ用品・ベビー用品など、日常生活における身近な品物まで幅広く取り扱われているのが特徴です。
中古買取店と比較すると、査定額・買取価格はやや低い傾向にあります。
中古買取店では、買取市場の価値に沿った売買取引中心であり、リサイクルショップでは顧客から買い取ったものをリーズナブルな料金で提供しています。
そのため、買い手としての立場になった場合、中古買取店よりはリサイクルショップの方が安く購入できることが多いです。
お手持ちの電子レンジ台をフリマアプリに出品して、その品物を探し求める人がいれば、スピーディーに売却できます。
「最近電子レンジを買ったけど、テーブルの上に置けず、電子レンジ台を探している」という人もいることでしょう。
電子レンジ台をわざわざ家具店に出向いて探すよりも、お手頃価格の品物があれば、手軽に購入できて宅配してもらえます。面倒な手間が省けるので、購入者側にもメリットが大きいです。
ご家庭の不用品を手軽に出品できて、売却先が見つかれば現金化できるのが大きなメリットです。
しかし、その一方でフリマアプリの出品に際して、さまざまなトラブル事例もあるようです。・購入者との取引が成立したのに商品代金が受取れない
このようなトラブルを未然に防ぐためにも、下記の点に注意しましょう。
電子レンジ台は「家具」として取り扱われるため、新製品への買い換えのタイミングで家具引き取りサービスを利用できるケースもあります。
全国展開の家具・インテリア専門のニトリでは、家具引き取りサービスに注力しています。ただし、家具引き取りには一定の利用条件があります。
ニトリで家具を購入した方で、購入家具と引き取り家具の数量または容量が同じである事が条件です。この条件を満たした場合、1注文につき4,400円(税込)で家具引き取りが可能となります。
ファッション・家具・インテリア・雑貨などの通販でおなじみのベルメゾンでは、大型家具の買い換えのタイミングで、不用になった家具を無料で引き取るサービスを展開しています。
注文した品物がお届けされる際に、不用になった家具を同じ数量分引き取りしてもらえます。
ただし、対象商品が限定されており、販売価格が41,800円(税込)以上で、大型商品の送料が7,150円(税込)であることが条件となります。
ここでは、全国的にも有名店の家具引き取りサービスをご紹介しましたが、お住まいの近くのホームセンターや家具店でも柔軟に対応できる場合もあります。
買い換えの際には事前に問い合せておくと良いでしょう。
お手持ちの電子レンジ台が著しく品質が劣化して、これ以上は使えない、今すぐにでも処分したい方は、行政サービスや不用品回収業者に依頼すると良いでしょう。
電子レンジ台は粗大ごみに区分されるため、ごみステーションに可燃ゴミ・不燃ゴミとして排出することはできず、粗大ごみとして適正に処分しなければなりません。
東京都新宿区では電子レンジ台の大きさによって、ごみ処理手数料に差異があります。
電子レンジ台は「箱物家具」として取り扱われています。
最長辺とその次に長い辺の合計が135センチ超~180センチ以下の場合は、1台につき800円、180センチ超~270センチの場合は1台につき1,200円となっています。
270センチ超~360センチの場合は1台ごとに2,000円、360センチ超の場合は1台ごとに2,800円です。
電子レンジ台を粗大ごみに出す前に、サイズを正確に測定しておく必要があります。
お住まいの自治体の粗大ごみ受付センターに、インターネットまたは電話で予約申し込みの手続きが必要です。
インターネットの受付時間は原則24時間いつでも可能ですが、電話でお申し込みの場合は受付可能な時間と曜日が限られていますので、あらかじめご注意下さい。
不用品の種類と個数に応じて、有料ごみ処理券をコンビニなどで購入して貼ります。
自治体から指定された粗大ごみ収集日に、指定の場所に直接持ち込みします。
または、自治体指定の業者に不用品を引き取りに来てもらうことも可能です。
「不用品は低コストで処分したい」という方には、自治体の行政サービスがおすすめです。「不用品の個数×1台ごとのごみ処理費用」といったシンプルな料金体系なので、わかりやすいです。
ただし、ごみ収集日があらかじめ決められており、引越し前に急いで不用品を排出したい時には不向きです。
引越しシーズンなど粗大ごみの排出が多い時期になると、予約してから2~3週間待ちになるケースもあるようです。
不用品回収専門の業者に依頼する場合、料金体系は業者が独自に設定するため、同じ依頼内容で複数の業者で見積もりを依頼して、金額とサービス内容を比較しておくと良いでしょう。
不用品回収会社の拠点から依頼する方の自宅までの移動距離・搬出方法・人件費などにより、正確な料金が算出されます。
不用品回収業者のウェブサイトがあれば、メールフォームからのお問い合わせや予約も可能です。営業時間内であれば電話で予約しておくと良いでしょう。
不用品の種類・数量・希望の日時・支払い方法について業者に確認の上、見積書で提示された金額に納得した上で契約します。
予約した日時に業者が自宅に来て、不用品の搬出作業にも対応してもらえます。
自治体の行政サービスと比べると、不用品回収業者の方が対応はスムーズです。
不用品の搬出作業から車両運搬・分解・分別・処分までワンストップ対応なので、労力の無駄を省くことができます。
地域密着型の業者も多く、サービス精神旺盛で細かい部分にも配慮しているので、高齢者世帯の方・ひとり暮らしの方にも安心して依頼できることでしょう。
電子レンジ台を1台からでももちろん対応可能ですが、他の不用品と一緒に排出した方がかえって料金が割安になり、室内もスッキリ片付きます。
不用品回収会社によっては、搬出作業などの際にアクシデントが生じた場合に備えて、補償制度を設けているケースもあります。
一方、デメリットを挙げると、自治体の行政サービスと比較すると料金は高いです。
すべての不用品回収業者が優良というわけではなく、中には悪質な業者も潜んでいるので慎重に選ぶ必要があります。
不用品回収に関するトラブルが年々増加しており、2019年に国民生活センターに寄せられた相談件数は1,500件以上となりました。 「無料処分」の謳い文句で高額請求されたケースも多く、回収した物が不法投棄されたという事例も少なくありません。
健全な営業をしている不用品回収会社では、基本的に見積もりは無料で提示しており、サービス内容をきちんと説明して、内訳をわかりやすく記載します。
一方、悪質な業者は見積もりを出した時点でお金を請求するケースもあります。
または、見積書を一切提示せずに、いきなり契約を迫るといったケースも多々あります。
業者がしつこくてきっぱり断った途端に態度が変わる、事業所の所在地や連絡先が嘘の内容だったという事例もよくありがちです。
「この業者はどうも怪しい気がする」と悪い予感が走ったら、下記の4点について実践すると良いでしょう。
今回は、電子レンジ台 (レンジ台・レンジボード) の不用品回収についてお伝えしましたが、いかがでしょうか。
不用品や粗大ごみの処分でお困りの点がありましたら、ぜひお気軽に東京都のエコスリーにお問い合わせ下さい。
端的に処分するのではなく、不用品に含まれた貴重な資源を大切に扱い、リデュース・リユース・リサイクルの3Rの観点に基づき、適切な処理をいたします。
無駄なコストを極力削減することで、ご依頼された方の金銭的な負担を抑え、地球環境の保護にも努めております。
ベッド処分
布団処分
洗濯機処分
パソコン(PC)処分
タンス処分
ダンボール処分
ソファ処分
カーペット処分
自転車処分
エアコン処分
衣類・衣装処分
電子レンジ処分
オーディオ機器処分
タイヤ処分
ゴルフ用品処分
プリンター処分
棚・カラーBOX処分
シュレッダー処分
ウォーターサーバー処分
学習机・勉強机処分
ピアノ処分
おもちゃ処分
コーヒーメーカー処分
扇風機処分
ベビーカー処分
キャリーケース処分
空気清浄機処分
スマートフォン(携帯電話)処分
レコード処分
掃除機処分
ミシン処分
電子レンジ台(レンジボード)処分
靴箱(シューズボックス)処分
キッチンカウンター処分
マッサージチェア処分
こたつ処分
脚立・はしご処分
鏡台・ドレッサー処分
テレビ処分
冷蔵庫処分