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「子どもの学習机や勉強机を処分したいけれど、思い出が詰まっていて捨てるに忍びない」そのような方も多いのではないでしょうか。
しかし、どんなに大切な思い出の品でも月日が経過していくうちに不用になり、放置しておくと室内に物が増えて邪魔になってしまいます。
そこで、今回は不用になった学習机・勉強机を売却に出す方法と、処分・回収に出す方法について考察していきます。
ご家庭に長年に渡り放置されている学習机や勉強机があり、どう処分すべきかお悩みの方も多いようです。机の上に本やノート、小物が沢山置かれてあり、引出しの中の物を出して片付けるのも大変になってきます。
気が付いた頃には、机がいつのまにか物置台として使われていることもあります。
学習机・勉強机を処分する場合、セットの棚やデスクなどの付属品は、別料金がかかる可能性もあります。
また、天板の上にある電気スタンドを一緒に処分するのが難しい場合もあります。
本体以外のものを一緒に処分・回収に出す場合は、注意が必要です。
不用になった学習机・勉強机をリサイクルショップで買取、フリマアプリに出品する場合、運搬の際には机や壁を傷つけないように十分に注意しましょう。
学習机に傷がつくと見た目も悪くなる上に、製品としての価値も下がってしまうので、取扱いには細心の注意を払いましょう。
ひとりで持ち運びをすると、机本体が重くて足腰を痛めてしまうリスクもありますので、絶対にやめましょう。
不用になった学習机をリサイクルショップで売却する場合、外観に傷や汚れがなく見た目がキレイで使い勝手が良いものであれば、引き取ってもらえる可能性があります。
ただし、見た目は美しくても引出しが空かない、本体と付属品の一部に破損個所がある場合は、製品価値が薄いため買取を断られることもあります。
長年使い古した学習机をリサイクルショップで買取してもらえたとしても、査定額は低くなるケースが多いです。
不用になった学習机や勉強机をメルカリやラクマなど、フリマアプリに出品することも可能です。
「学習机をわざわざ高いお金を払ってまで新品で購入したくない。中古品で十分だ。」という価値観を持つ人も増えています。
フリマアプリでお手頃価格の学習机が出品されていれば、スピーディーに買い手が見つかることでしょう。学習机の本体だけではなく、付属品と椅子をセットで出品すると良いでしょう。
そうすれば不用品が一挙に片付き、買い手にとっては机・付属品・椅子をセットでお得に購入できるというメリットをもたらします。
学習机のニーズが高まるのは進学・入学シーズンの少し前、3月~4月上旬の時期ですから、そのタイミングで売却するのが理想的です。
ただし、買い手が見つかったら、売却先の相手に対して学習机を配送するのに手数料がかかります。
リサイクルショップやフリマアプリ、ネットオークションの利用が難しい場合は、「ジモティー」で不用品を譲渡する方法もあります。
ジモティーでは「必要な物を必要な人に届けて人の役に立つ」というコンセプトに基づいて、ウェブサイトを通して「人に譲る・あげる取引」ができます。
公式サイトには無料で譲る物もあれば、低価で販売する物も多数掲載されています。
お手持ちの学机の売却が難しい場合は、「ジモティー」や「あげくだ」などのサイトに登録して、譲渡することも検討しても良いでしょう。
サイトに登録する前に利用規約を熟読して、使用上の注意点をきちんと守りましょう。
不用になった学習机を売却するのが難しく、処分のみ行う場合は、行政サービスや不用品回収業者に依頼すると良いでしょう。
双方の共通点は、「不用になった物を処分すること」です。
ただし、行政サービスを利用する場合は、「不用品1個につきいくら」といった形で費用が発生します。
たとえば、行政サービスを利用して不用になった学習机を3台処分するのに、粗大ごみ処理の手数料が1,200円の場合は、3,600円の費用が発生します。
一方、不用品回収業者では、不用品の個数とはあまり関係なく、重量やサイズにより運搬手段が変わってきます。
複数の料金プランが用意されており、不用品の重量やサイズにより車両の大きさも変わるので、最適なプランを業者が提案します。学習机以外にもサイズの大きい物をまとめて処分する場合は、2トントラックが使われることもあります。学習机のみ処分する場合は、軽トラ1台で運搬するのが一般的です。
不用品の回収時に使われる車両の種類や作業スタッフの人数などにより、料金が大きく左右されます。
行政サービスの方が料金は安いですが、不用品を処分したい時に即回収してもらえるというわけではありません。
日々大量にごみが発生しており、ごみの処理が追いつかないほどのレベルです。
そのため、行政サービスを利用する場合は、申し込み日から1 ~ 2週間待ちになるのが当たり前だと認識しておいた方が良いでしょう。
東京都新宿区で学習机を粗大ごみとして出した場合は、1台につき1,200円です。
学習机とセットの椅子を出す場合は、別料金になります。
港区では、粗大ごみ処理について学習机に関する記載はなく、「両そで机」は1台につき400円、両そで以外のタイプの机は、1台ごとに2,800円となっています。
自治体の粗大ごみ受付センターに電話して予約します。電話をかける前に受付可能な曜日と時間帯について自治体のウェブサイトを閲覧して確認しましょう。
WEBでの申し込みは原則として24時間対応ですが、メンテナンス中は受付不可となります。
予約手続きの後に、有料ごみ処理券のシールを必要な分だけ購入します。排出する不用品にシールを貼り、回収日に所定の場所に持ち込みします。
粗大ごみの持ち出しや運搬が困難な場合は、予約を入れておけば自治体指定の業者に引き取りに来てもらえます。
直接持ち込みで割引サービスが受けられることもありますので、できれば所定の場所まで運搬することをおすすめします。 1つ注意点を挙げておきますが、机本体と引出しを分けると、粗大ごみは机と引出しの2個とみなされ、別料金が発生することもあります。
粗大ごみ1個として出すには、引出しが開かないように細心の注意を払い、ガムテープで止めておくと良いでしょう。
学習机の本体を解体するのは非常に難しいです。
解体が必要となる場合は、引出しのみ分解しておけば、それを「可燃物の日」に排出することも可能です。
学習机本体を解体する場合は、作業効率を高めるためにも、机の構造がどのようになっているか、確認しておくと良いでしょう。 ドライバーでネジを外したり、くっついた箇所はハンマーでたたいて分解するなどの工程が必要となります。
不用品回収業者では迅速に対応ができて、都合の良い日に回収できるので、お引越し前の急ぎの時にも便利です。
不用品回収業者に依頼する場合は、処分費用の他に車両費・運搬費・人件費などのコストが発生します。費用の目安はトータルで1万円前後が相場となります。不用品のサイズが大きくなるにつれて、車両費が高くなります。
予約の際にご希望の日を伝えておけば、指定の日時に不用品を引き取りに来ます。
不用品の引き取り・運搬・処分までワンストップ対応です。
不用品回収業者に依頼する場合は、解体作業を行う必要はありません。
解体作業が必要となった場合には、業者が不用品を引き取り、自社に運搬した後に解体するのが一般的です。
新しく学習机を買った時に、購入店で引き取ってもらうことも可能です。
ニトリや無印良品では、新品を購入するタイミングで不用品引き取りサービスを実施しているので、機会があれば利用すると良いでしょう。
なお、2店とも不用品の引き取りのみのサービスは実施していないので、ご注意下さい。
ニトリでは学習机も含め、「家具引取りサービス」を実施しています。購入した家具と引き取る家具が同じ容量、または同じ数量である場合は、1つの注文(購入)につき4,400円 (税込)で不用品を引き取ってもらえます。
ただし、1部の店舗においては家具引取りサービスに対応していない場合もありますので、買い替えの前に要確認です。
無印良品では、新品購入の際に「注文する商品と同数なおかつ同じ種類の不用品」を対象に、引取り・搬出サービスを実施しています。
不用品1点につき3,000円 (税込)で引き取ってもらえます。
「ご家庭で不用になった物を無料で回収します」「不用品を高額買取します」といった謳い文句で近づいてくる業者には、最大限に警戒すべきです。
自宅に無理矢理押しかけてくる悪質な業者も増えているので、絶対に関わらないようにしましょう。
「無料回収」のチラシが配布された場合、チラシに記載された電話番号に連絡するのは大変危険です。自宅の所在地や電話番号を知らせないように注意しましょう。
悪質な業者が全国的に多発する中で、優良な不用品回収業者を自分の目で見極めるのは実に難しいです。
悪質な業者による被害を未然に防ぐための対策として、引越しのタイミングで運送会社に不用品回収を同時に依頼する方法もあります。1回の依頼で引っ越し作業と不用品の処分がスピーディーにできるのが大きなメリットです。信頼性の高い運送会社であれば、安心してお引越しと不用品回収についておまかせできることでしょう。
一方、とくに引越し・転勤などの予定がなく、不用品回収専門の会社に依頼したい場合は、優良業者をしっかりと自分の目で見極めて選ぶ必要があります。
業者の事業運営の規模・不用品回収の実績・口コミ・対応エリア・自社独自の取り組み(リサイクル・エコ対策など)・料金の支払い方法・お客様相談窓口の有無などについて、事前にリサーチしておくと安心です。 業者のウェブサイト上から産業廃棄物収集運搬業許可証・古物商許可証の番号が記載されているか、入念にチェックしましょう。
今回は、学習机・勉強机の不用品回収について解説しましたが、いかがでしょうか。
学習机は子どもが使う物とは言え、持ち運びは難しく、1人や2人では運び出すのが大変です。
その点、不用品回収業者に依頼しておけば、室内からの搬出作業から車両運搬・解体・処分まで徹底したワンストップ対応なので安全・安心です。
不用品の処分でお困りの方は、24時間いつでもエコスリーにお気軽にメールにてご相談いただければと思います。
メールお見積りのご依頼には、無料で対応しておりますのでご安心下さい。
複数の不用品をまとめて処分される方も多いので、便利でお得な料金プランもご用意しております。
エコスリーでは、「リユース・リデュース・リサイクル」の3Rの観点から地球環境の保護に努めております。 3Rの活用によりお客様の金銭的な負担をできるだけ抑え、リーズナブルな安心価格で良質なサービスを提供することをお約束いたします。