目次
これまで長年使ってきた脚立やはしごが壊れて使えなくなり、どのように処分すれば良いのか頭を抱え込んではいませんか?
脚立やはしごは家庭ゴミとして処分すべきか、粗大ごみとして排出すれば良いのか、自治体によっても対応の仕方には違いがあります。
そこで、今回は「不用品の脚立・はしごを損せず回収に出す方法」というテーマでお届けしたいと思います。
ご自宅で不用になった脚立やはしごの処分にお困りの方は、ぜひ最後まで熟読していただければ幸いです。
どこのご家庭にも脚立やはしごの1台は置いてあるのではないでしょうか。
脚立やはしごは、サイズ(高さ・横幅) 素材にもさまざまな種類があり、それぞれの用途にも大きな違いがあります。
踏み台の高さは50センチ~70センチ程度で、キッチンや食器棚の高い位置にある物を出し入れする時に使うことが多いです。
高いところにある物を取るときに使うだけではなく、踏み台を使って上ったり降りたり、この運動を繰り返すことで健康器具としても役立てられます。
踏み台よりも高い足場台を活用すれば、室内の窓やエアコンの掃除をする時にも便利です。
収納しやすい折りたたみ式の足場台もありますので、持ち運びにも便利です。
踏み台や脚立では高さが足りない場合は、はしごを使うこともあります。
はしご(梯子)とは、高所に登るために用いる道具であり、二本の長い木材に横木が一定の間隔でたくさんついています。横木に脚を掛けることによって、上まで登ることができます。
はしごの種類は実に豊富で、竹梯子・縄梯子・丸木梯子・棒梯子など、さまざまな形状や素材があります。
三脚は、その名の通り三本の脚で構成された小さな台のことを指します。カメラや望遠鏡を支える台として使うのが一般的です。
脚立は小さな梯子のような物が両側から合わさっていて、頂点の部分に台がついた安定性の高い踏み台です。
はしごは壁などに直接立てかけて使うことで安定性を保つことができますが、脚立は両側から支えることができるので、壁などにかけて使う必要はありません。
ご自宅で不用になった脚立・はしごを処分するのに、ごみの区分がどうなるのか戸惑う方も多いことでしょう。
脚立やはしごは一辺の長さが30センチ以上であるため、自治体では粗大ごみとして取り扱われるケースが多いです。
粗大ごみに区分された不用品は、可燃ごみ・不燃ごみの日に、家庭ごみとしてごみステーションに排出することはできません。
不用品の処分の方法が不適切だと、最悪の場合は罰金を支払う羽目になることもありますので細心の注意を払いましょう。自治体のルールに正しく従い、適切な方法で処分しましょう。
多くの自治体で脚立・はしごは粗大ごみに区分されていますが、一部の地域では資源ごみとして取り扱われるケースもあるようです。 神奈川県横浜では、長さが2メートル以内の金属製の脚立・はしごは、金属の部分にサビがついたものであっても、集団資源回収の「缶以外の金属」として取り扱われることとなっています。
使用されている素材・形状・大きさによっても、自治体での取り扱い方法に違いが出てくることもありますのでご注意下さい。
脚立やはしごに使われた木材や金属は貴重な資源であり、これを有効的に活用して再利用することもできます。不用になった脚立やはしごは、資源ごみとして処分できるケースがあることもぜひ心に留めておくと良いでしょう。
ご家庭でお使いの脚立・はしごが不用になった場合、十分に使える状態であればリサイクルショップに売却するか、フリマアプリに出品しても良いでしょう。
中古買取店に売却する方法もありますが、脚立やはしご自体にそれほど高い製品価値がなく、もともと安価が購入できるものです。そのため、中古買取店では高額買取の可能性は薄いようです。
リサイクルショップでは、家電製品・家具・生活用品を中心に取り扱っており、脚立やはしごの買取にも注力しているお店も多いです。
オーソドックスなタイプの脚立からテレスコピックラダータイプ、2連はしごまで、正常に使えるものであれば買取に応じてもらえます。
リサイクルショップに売却する前に、お手持ちの脚立・はしごについて製品仕様と品質状態について入念にチェックしましょう。
脚立やはしごは人が乗って使うものなので、万が一、不良箇所がある場合に危険をともなうこともあります。そのため、安全性・危険性について入念に確認しておく必要があります。
また、色あせや汚れ、傷や破損箇所があると、製品としての価値が下がってしまいます。
新品や未使用品だと売れやすいですが、長年使い続けてきたものだと、品質が劣化して安全面でも不安があるため、売れにくいです。
フリマアプリでは、生活用品・家電製品・日用品・家具など多彩なジャンルの品物が取り扱われており、良品を安価で購入できるのが大きな魅力です。
脚立やはしごで日本国内の人気メーカーと言えば、アルインコ(ALINCO)や長谷川工業です。
これらのメーカーの脚立やはしごをお持ちで、処分することを検討している方は、フリマアプリに出品してはいかがでしょうか。 滑り止め機能や安全ロックが付いたものだと安全性が高いとみなされ、製品価値が高まり、購入者側も安心して購入できることでしょう。
フリマアプリでお手持ちの不用品を売却する場合、販売手数料について把握しておく必要があります。
メルカリで売却する場合の販売手数料は10%、楽天グループのラクマでは3.5%と低めに設定されています。
たとえば不用品1点の価格が5,000円である場合、メルカリに出品して売却した場合は、500円の販売手数料がかかります。一方、ラクマでは175円となります。
脚立やはしごを出品する場合、もともとの販売価格が安いため、高額で売却するのは難しいですが、販売手数料の負担は少なくて済みます。
一方、製品価値の高い品物を出品する場合は注意が必要です。出品価格が高ければ高いほど、販売手数料も高くなる仕組みです。
フリマアプリで出品の際に発生する手数料は、この他にも配送手数料や梱包料、振込手数料などがかかります。
出品した品物が売れて代金を受取る時に銀行振り込みの手数料は、原則として出品者側が負担することになります。ただし、一定の要件を満たしていれば振込手数料が無料になるケースもあります。
フリマアプリで出品する前に、利用規約をきちんと理解して、購入者間とのトラブルを未然に防げるよう細心の注意を払いましょう。
不用になった脚立・はしごが正常に使えなくなった場合は、1日も早く処分しましょう。
使用状態が悪くなった脚立やはしごをいつまでも残しておくと、誤って使ってしまい、ケガをするリスクもあります。
ここでは、自治体の行政サービスを利用する方法と、民間の不用品回収会社を利用する方法について詳しくお伝えしましょう。
「不用品の処分費用を安く抑えたい」という方には、自治体の行政サービスを利用することをおすすめします。
脚立・はしごは一辺の長さが30センチ以上であることから、粗大ごみとして処分することとなります。
東京都新宿区では、脚立1台につき素材や長さに関係なく一律で400円の粗大ごみ手数料が発生します。はしごの処分費用は1台につき400円ですが、180センチ以下の大きさに切断してから排出する必要があります。 はしごが切断できない場合は、新宿区では粗大ごみとして排出することはできない場合があります。その場合は、管轄の清掃事務所に相談する必要があります。
東京都港区では、はしご・脚立とも1台につき400円の処分手数料がかかります。サイズの制限についてはとくに記載されていませんが、気になる方はごみ処理担当の課にあらかじめ問い合わせておくと良いでしょう。
脚立・はしごを処分する際には、管轄の自治体の粗大ごみ受付センターへの予約が必要となります。予約なしでごみ処理場に持ち込むことはできないので、必ず予約を入れましょう。
予約手続きが完了したら、有料のごみ処理シールを貼って所定の場所に自分で持ち込みします。脚立・はしごを粗大ごみとして排出する際に、他の不用品もまとめて出したい場合は、何個まで出せるのか事前に確認しておく必要があります。
自治体によっては、「1回につき10個まで」と制限されている場合もありますので、必ず確認して、自治体のルールを正しく守りましょう。
脚立・はしごの他にもまとめて処分したいものがあれば、不用品回収業者に依頼しておくと良いでしょう。
行政サービスのように個数制限はなく、ご自身のご都合の良い時期にいつでも依頼することができます。転勤やお引越しの前に不用品を一括処分したい、室内の不用品を片付けて快適な空間にしたい、そのような時に不用品回収業者に依頼しておくと便利です。
不用品回収業者に脚立・はしごの処分を依頼する場合、料金体系は業者独自で設定されています。費用を安く抑えたい方は、複数の業者で一括見積もりを依頼しておくと良いでしょう。業者に支払う費用には車両費・運搬費・人件費などが含まれており、不用品を単品で排出するよりも複数まとめて出した方が、大変お得になります。
まずは、電話やメールでお問い合わせしてみましょう。
不用品の種類・個数・お住まいの地域・ご連絡先・ご希望の日時など、必要な情報について伝えておけば、スピーディーに対応してもらえます。
不用品の運び出しから車両積み込み・運搬・処分まですべて業者に一任できます。
分解や解体作業が必要となる場合でも、すべて不用品回収業者が請け負ってくれるので安心です。
「不用品がたくさん溜まったから、業者に依頼したいけど、どう選んだら良いのか」とお悩みの方も多いことでしょう。中には悪質な業者も潜んでおり、「うかつに手を出したくない」と警戒する人も少なくありません。
優良な業者を選ぶためには、下記のポイントに着目しておくと良いでしょう。
不用品回収業を営むには、自治体から廃棄物収集運搬に関する許可を得ておく必要があります。許可を得た業者であれば、軽トラやトラックなどの車両に一般廃棄物収集運搬業許可番号が記載されているはずです。
電話やメールでお問い合わせをした時に、レスポンスの早い業者であれば安心です。
電話の対応が良くて、不明な点について質問した時に丁寧に答えてくれると信頼度も高まります。
不用品回収を依頼する前に必ず見積もりを出してもらうことは常識ですが、問題はその中身です。
端的に金額のみ記載するのではなく、運搬費・処分費用・人件費など、各項目について内訳がわかりやすく記載されているかどうか、入念にチェックしましょう。
不用品回収の料金は業者が独自で設定していますが、あまりにも費用が高いようでは困ります。
できるだけ複数の不用品回収会社から同じ内容で見積書を取り寄せておいて、費用の相場を把握して比較しておくことも重要です。
今回は、脚立・はしごの不用品回収の方法と優良な業者の選び方について解説しました。
不用品の回収についてお困り事がありましたら、ぜひお気軽にエコスリーにご相談いただければと思います。
ご家庭の不用品の処分について、このようなお悩み事を抱えてはいませんか? ・急に転勤が決まり大量の不用品の処分に困っている
エコスリーでは、お客様のこのようなお困り事をスムーズに解決できるよう万全の体制を整えております。
不用品の数量に応じてお得な料金プランを提案し、良質なサービスを安心価格でお届けいたします。