【初心者必見】不用品回収業者の賢い選び方とは?失敗しないポイント解説

【初心者必見】不用品回収業者の賢い選び方とは?失敗しないポイント解説

「引っ越し前に古いテレビや家具を処分したいけれど、どの不用品回収業者に依頼すれば良いのかわからない」「不用品回収業者を初めて利用するのに信頼性の高い業者はどこ?」とお困りではないでしょうか。

近所を巡回してチラシを配布する不用品回収業者や、ホームページで無料見積もりに対応している業者もありますが、格安料金を強調する業者や実績の低い業者には要注意です。

業者選びに関する不安を解消するために、この記事では不用品回収業者の選び方、悪徳業者を見極める方法について解説しているので、ぜひ今後の参考にしてみて下さい。

優良な不用品回収業者の選び方

優良な不用品回収業者を選ぶための重要ポイントは、主に以下の4点です。

  • 業者の保有資格・登録・許可
  • 無料見積もり対応で適正価格を設定している
  • 明瞭でわかりやすい料金体系
  • 利用者の評判が良い


それでは各項目について詳しく見ていきます。

1.一般廃棄物収集運搬業許可や古物商許可などの資格を持っている

不用品回収事業を営むには、一般廃棄物収集運搬業許可の認定を受けて正式に登録されていなければなりません。買取事業も手掛けている不用品回収業者の場合は、この資格と合わせて古物商許可を得る必要があります。

一般廃棄物収集運搬業許可

一般廃棄物の収集および運搬事業を営むことを一般廃棄物運搬業と言います。不用品回収や粗大ごみ処分の事業を行うにあたり、管轄する市区町村長からの許可を受ける必要があります。正式に許可された不用品回収業者であれば、許可番号が付与されます。
気になる不用品回収業者があれば、公益財団法人産業廃棄物処理事業振興財団の公式サイト上にて、「処理業許可情報検索」のWebページから情報検索することが可能です。

■処理業許可情報検索 : https://www2.sanpainet.or.jp/sanpai/search.php

検索方法は固有番号・許可番号・業者情報内容検索の3通りです。

不用品回収業者のホームページを閲覧して、一般廃棄物収集運搬業許可番号が記載されている場合でも油断は禁物です。実際には自治体に許可を得ていないのに、ウソの番号が掲載されている可能性もありますので、事前に情報検索して確認しておくことをおすすめします。

古物商許可

古物営業法に基づき、中古品の買取・売却・交換などの事業を営む際には、古物商許可を得ることが必須となります。

買取事業やリサインルショップを営む不用品回収業者が古物商許可を受けていない場合は違法とみなされ、罰金などの刑罰が科せられる可能性があります。 不用品回収業者に買取を依頼する場合は、古物商許可を取得しているかどうか、事前にホームページを閲覧してリサーチしておくことも忘れずに。

②無料見積もりを行っている

不用品回収業者では正式に依頼する前に見積もり作成を行っています。不用品回収業者のホームページから24時間いつでも見積もり依頼ができます。見積もりは概算見積もりと詳細見積もりの2つのタイプがあります。
概算見積もりではおおまかな見積もり額が提示されますが、詳細見積もりでは現地調査が行われるのが一般的で、見積額の内訳まで細かく算出されます。
見積もりを取る段階では正式に契約していないため、見積もり作成は基本的に無料です。
複数の業者で見積もりを取り、業界の相場に近い適正価格で設定されているかどうか要確認です。

③料金形態やオプション料金などを詳しく明記している

不用品回収業者のホームページを閲覧して、料金体系・プラン・業務内容・オプション料金などの情報が詳しく明記されているかどうか、必ずご確認下さい。明瞭でわかりやすい料金体系であれば安心ですが、不明点があれば事前に必ず尋ねておいて、疑問点を解消しましょう。
料金プランやオプション料金の金額を見て、一般的な相場よりも高額になっていないか、または著しく低い金額になっていないか確認しましょう。
不用品回収業者によっては損害賠償責任保険に加入しているケースもありますので、補償制度などアフターサービスの内容にも着目してみて下さい。

④口コミや評判が良い

気になる不用品回収業者が見つかったら、インターネット上で口コミ情報を調べておくと良いでしょう。中には信憑性の低い口コミサイトもありますが、Googleマップや「くらしのマーケット」に掲載された口コミだと信頼性が高いです。

悪徳不用品業者に多い特徴

悪質な不用品回収業者には以下の通り4つの特徴が見られます。この中で1つでも該当する項目があれば、悪徳業者である可能性が高いので、絶対に関わらないようにご注意下さい。

①トラックの巡回や飛び込み営業

近所をトラックで巡回して拡声器で不用品回収の宣伝をする業者や、突然自宅に訪問して飛び込み営業する業者、電話で勧誘する業者には要注意です。

②「無料回収」を強調

「不用品や粗大ごみを無料で回収します」と強調する業者や、「格安料金で処分します」といった謳い文句を強調する業者には警戒して下さい。 このような業者は正規の事業者ではなく、不用品回収後に高額請求や不法投棄をするケースもあります。

③公式ホームページがない

近所を巡回する業者やチラシを配る業者も多く、インターネットで検索しても公式ホームページが存在しないケースもあります。

ただし、ホームページを運営している不用品回収業者であっても、一般廃棄物収集運搬業許可や古物商許可を受けていない違法な業者も潜んでいるのでご注意下さい。

大手業者でも料金トラブルが発生している

「有名な大手の不用品回収なら安全・安心」といった認識は禁物です。
大手の不用品回収に依頼した場合でも「見積書の金額よりも高額請求された」「作業スタッフの対応が良くなかった」など、さまざまな不満や料金トラブルが発生するケースも少なくありません。
大手業者の知名度で選ぶのではなく、ユーザーの求めるニーズに応えてくれる地域密着型の不用品回収業者にも着目してみて下さい。

不用品の量や種類に合わせて選択

不用品や粗大ごみ回収でどの業者やサービスを選んだら良いのか、迷う方も多いのではないでしょうか。不用品の数量・容量・種類、その時の状況に応じて以下の4通りの選択肢の中から最適な方法をお選び下さい。

①自治体による粗大ゴミ回収

自治体の粗大ゴミ回収は行政サービスの一環として行われているため、もっとも安全性が高くて安心です。各不用品で回収料金が設定されており、粗大ごみの数量が多ければ多いほど料金が高くなります。

自宅からの搬出やごみ処理場までの運搬ができる状況であれば、自治体の粗大ゴミ回収サービスを利用すると良いでしょう。
ただし、転勤・引っ越しシーズンになると予約が混み合うこともありますので、できるだけ早めに手配して下さい。自治体の行政サービスでは、家電リサイクル法の対象となるテレビや冷蔵庫などの製品は回収不可となりますのでご注意下さい。

②リサイクルショップ

「今後は使う見込みがないけれど商品としての価値はあるので売りたい」という場合は、買取専門店やリサイクルショップに売却する方法もあります。
ニーズが高い品物を売却する場合は、買取価格が高額になるチャンスもあります。
不用品を処分して部屋が片付く上に、買い取ってもらうことでその対価が得られるのが大きなメリットです。

③家電量販店

大手家電量販店では、テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンなどの家電4品目のリサイクル回収に対応しています。お店によっては家電4品目以外の家電製品の引き取りや回収に対応できるケースもありますので、最寄り店の窓口に相談してみると良いでしょう。
家電量販店に依頼する際には、1製品ごとに所定の手数料がかかります。

④不用品回収業者

不用品回収業者では家電製品・家具・自転車・楽器など、多彩なアイテムを回収の対象としています。各業者でおトクな料金プランが用意されており、不用品の数量や容量に応じて最適な料金プランを提案してもらえます。
室内からの運び出し・車両積み込み・分解・処分までワンストップで対応できるのが強みです。複数の不用品をまとめて処分したい時や、転勤・引っ越し前で急ぎの方に最適です。

クレジットカードにも対応:エコスリーでは現金以外にも各種クレジットカードでお支払い可能です。
クレジットカードにも対応:エコスリーでは現金以外にも各種クレジットカードでお支払い可能です。