投稿日：2024年2月26日

【2024年最新ガイド】ベッド処分の悩み解決！安心・簡単な処分方法7選 – 費用相場と正しい捨て方をプロが徹底解説

長年使っていた子ども用の二段ベッドやベビーベッド、吊り下げ式ベッドやダブルベッド、壊れて使えなくなったベッドの処分にお困りではありませんか？

古いベッドを部屋の隅に置いたままだと室内が狭くなり、ベッドの製品価値も下がってしまいます。そこで、この記事では不要になったベッドの捨て方・自分で処分する方法・解体方法について解説します。近々転勤やお引越しの予定がある方に向けて、移動前のタイミングでベッドを処分する方法もお伝えしますので、ぜひ今後の参考にしてみて下さい。

ベッドの処分は自治体の粗大ゴミ回収が一般的

古いベッドや壊れたベッドの処分を行うにあたり、もっともオーソドックスな方法は、自治体の粗大ゴミ回収です。
各自治体では粗大ゴミ回収日が決められているので、ベッドなどの不用品を処分する際には必ず事前に粗大ゴミ回収のスケジュールをご確認下さい。

「収集」「持ち込み」は自治体によって違う

ベッドを粗大ゴミとして出す場合、自治体ではゴミ処理場まで持ち込みするケースがほとんどです。ただし、一部の自治体では事前に予約を入れておけば粗大ゴミ回収日に業者が来て不用品を収集してもらえるケースもあります。
粗大ゴミ回収の方法について、各自治体によって対応の仕方には違いがありますのでご注意下さい。

基本的には「運び出し」は自分で行う

自治体の行政サービスを利用してベッドなどの粗大ゴミを出す場合は、室内からの搬出作業やゴミ処理場までの運搬は基本的に自分で行うのが一般的です。ただし、ベッドは大型家具であるため、室内から運べないケースも多く、ベッドの構造や素材によっては細かい分解作業や解体作業が必要となる場合もあります。

高齢者や障碍者のみ「運び出し」可能な場合も

不用品のベッドを部屋から出せない高齢の方や身体が不自由な方の場合のみ、室内からの搬出作業やゴミ処理場までの運び出しにも柔軟に対応してもらえるケースもあります。

自治体サービス以外のベッド処分方法

自治体の行政サービス以外では、ホームセンターや大手家具専門店のベッド引き取りサービス、リサイクルショップや買取専門店に売却する方法、フリマサイトで売る方法、引越し業者や不用品回収会社に依頼する方法があります。それぞれの方法について特色・メリット・注意点について解説します。

①ベッド購入時の引き取り処分

一部の大手家具専門店やホームセンターでは、新品の家具を購入するタイミングで古いベッドを引き取るサービスを提供しています。各店のサービス内容について見ていきます。

ニトリ

ニトリでは引き取り家具と購入家具の数量が同じ、または同じ容量内の場合に注文1回につき4400円 (税込)でベッドの引き取りに対応可能です。

IKEA

IKEA (イケア) では、ベッドをはじめとする家具引き取り・処分サービスに対応しています。不要になったベッドなどの家具を最寄りのお店に持ち込みすると、品質状態に見合う適正な価格にて中古品として買取してもらえます。

IKEAではサステナブル(持続可能な)社会の実現化に向けて、買取した中古品家具の再販事業にも積極的な取組みを行っています。

無印良品

無印良品 (MUJI) ではベッドをはじめとする家具引き取りサービスを行っています。

ただし、どんな品物でも無条件に引き取りされるのではないのでネット通販でショッピングする際にはご注意下さい。注文確定の前にチョッピングカートを必ず確認して、「引き取り」と記載されていない場合は引き取り不可となります。

不用品のベッドの引き取りが可能な場合は、「搬出作業の手間を省くため、組み立てタイプの家具は事前に分解や解体作業を行うようご協力を」とのことです。

②リサイクルショップへの売却

リサイクルショップでは未使用品や中古品が安価が販売されており、ベッドなどの家具や家電製品、衣類など多彩なジャンルの品物を取り扱っています。

リサイクルショップで品物を購入する場合は良品を安く買えるのが大きな利点ですが、実際に売却する場合は買取価格がやや低いのが難点です。リサイクルショップにおける本来の目的は未使用品や中古品を多くの人に再利用してもらうことにあります。貴金属やブランド買取専門店とは異なり、高額での買取りはあまり期待できないのがデメリットとなります。

状態によっては売却できない可能性も

リサイクルショップでベッドを買取してもらう場合、品質状態によっては売却できない可能性もあります。汚れが目立つ場合や破損箇所がある場合、あまりにも流行遅れで売れる見込みがない品物は買取してもらえません。

高値が付きやすいベッドブランド

高級ブランドのベッドや製品価値の高いベッド、人気の高いベッドであれば文句なしに買取してもらえるでしょう。

③フリマサイトでの売却

フリマサイトで不用品のベッドを売却する方法もありますが、個人間での取引であるため、価格設定や配送には細心の注意を払い、トラブルにならないように配慮しなければなりません。

直接引き取りに来てくれる方を探すのがおすすめ

フリマサイトでお互いに顔の見えない間柄での取引を行うにあたっては、さまざまな不安がつきまとうものです。
近い場所に住んでいて直接引き取りに来てくれる方を探した方が、品物の受け渡しがスムーズになります。

ジモティーで「0円引き取り」も検討

ベッドを処分するならジモティーで「0円引き取り」を検討してはいかがでしょうか。
ベッドを欲しがっている人に無料で譲ることで大変喜ばれるでしょう。

④引越し業者へ依頼

近々引越しする予定ある方や急に転勤が決まってベッドの処分にお困りの方は、引越し業者に依頼するという選択肢もあります。

お願いする場合は事前に連絡をしておく

ヤマト運輸・サカイ引越センター・アート引越しセンターなどの大手運送業者ではベッドなどの家具不用品の引き取りサービスに対応しています。ここではサカイ引越センターとアート引越センターの家具引き取りサービスについて簡潔に解説します。

引越しのサカイ

パンダのロゴマークでおなじみのサカイ引越センターでは、一部の地域限定でお引越し時にベッドなどの家具の買取・引き取り・処分サービスに対応しています。
お引越し前には対応エリアや引き取り可能な製品について事前にご確認下さい。

アート引越センター

アート引越センターではお引越しの際の不用品処分サービスに対応しています。ただし、引き取り・処分に対応可能な物は、テレビ・エアコン・冷蔵庫などの家電リサイクル法に基づく対象製品に限られています。この4品目以外の家電製品や家具・小物などは対象外となっていますのでご注意下さい。

⑤不用品回収業者へ依頼

不用品回収業者では、シングルベッドやセミダブル・ダブルベッド・二段ベッド・収納付きベッドなど、ベッドの大きさや形状を問わず、回収・処分に対応しています。不用品回収業者ではお得な料金プランが用意されており、ベッドの他にも処分したい家具や家電製品があればまとめて回収してもらえます。

解体や運び出しが不要

ベッドノ処分を不用品回収業者に依頼しておけば、室内からの運び出し・分解・解体・運搬作業・処分までワンストップ対応です。ゴミ処理場まで持ち込みする必要もなく、運び出しや解体作業を行う必要も一切ありません。

ベッドの処分費用の相場

不要になったベッドの処分にかかる費用は、処分する方法や依頼先によって格差が生じます。

自治体の行政サービスで粗大ゴミ回収を依頼する場合は、ベッドの大きさや形状によって1台につき400円から2300円が目安です。ベビーベッドなどの小さな物は低料金ですが、ダブルベッドや電動リクライニングベッドなどの重量のある大型家具だと料金が高くなります。

一方、不用品回収業者に依頼する場合は、不用品の容量によって運搬車両のタイプが変わってきます。ベッド1台のみ回収してもらうよりも複数の不用品をまとめて依頼した方がお得です。

フレームとマットレスが別料金の場合に注意

ベッド本体だけではなくベッドフレームやマットレスと一緒に、自治体の粗大ゴミ回収サービスに処分を依頼する際には注意が必要です。ベッド本体・ベッドフレーム・マットレス、それぞれ別料金になりますので、まとめて処分する場合は粗大ゴミの個数が3個となります。そのため、自治体には3個分の料金を支払うことになります。

一方、不用品回収業者に依頼する場合は、不用品の数量の大小に関わらず、大きさや容量によって料金が設定される仕組みです。事前に見積もりを取り、料金体系やサービス内容をご確認下さい。