「リビングにあるソファーを買い換えるのに古いソファーの引取先はどこ?」「不用品のソファーをマンションのごみステーションに捨てられない」とお困りではありませんか?
使わなくなったソファーをそのまま放置すると、邪魔になるだけではなく、ダニやほこりで室内環境が悪くなります。
そこで、この記事では不用になったソファーの捨て方と適切な処分方法について解説します。
これまで自宅で使っていた不用品のソファーを無料または格安料金で処分する方法は、以下の通りです。
この他には、新品の家具に買い換えるタイミングで家具販売店にて古いソファーを無料で引き取りしてもらえるケースもあります。
一部の家具販売店では新しい家具を購入して配送されるタイミングで、不用品のソファーを引き無取ってもらえるので、面倒な手間がかかりません。ただし、古い家具の引き取りには各店にて条件が定められており、処分費用がかかります。
家具引き取りサービスに対応しているお店の引き取り条件と費用は以下の通りです。
店名 | 家具引き取り条件 | 手数料・諸費用 |
ニトリ | ニトリのリアル店舗・オンラインショップで購入した家具製品と同数 (または同容量) の場合に限り引き取り可能 | 1配送につき4,400円 (税込) |
無印良品 | 無印良品のリアル店舗・オンラインショップで新品購入・配送の際に注文商品と同種・同数の不用品を引き取り ※「同種家具引き取り」表示のある製品のみ | 作業料金は無料 ※室内からの搬出時に吊り下げ作業を行う場合は別途10,000円 (税込) |
ベルメゾン | 商品カタログ・ベルメゾンネット (通販) で販売する対象家具の購入価格が格41,800円 (税込) 以上 大型商品送料 (特大) 7,150円 (税込) ※ただしセール商品は対象外 ※同じ種類の家具であれば他社商品の家具引き取りもOK | 無料 |
東京インテリア | 大型家具を購入する際に注文した家具と同等・同数量 | ・小型家具 2,000円 ・中型家具 3,000円 ソファー1人掛けなど ・大型家具 4,000円 タンス・食器棚など ・その他 5,000円 ソファー2人掛け以上・ベッドなど |
Amazon | Amazonにて注文した商品と同等・同数量 【事例】 ・ソファーベッドの配送時にベッドまたはソファーの引き取りOK ・引き取りの対象となる家具のサイズが配送する商品の大きさを下回る場合もOK | 無料 |
ソファーをはじめとする不用品の家具を処分する際には、人件費・解体費用・リサイクル・処分費用・出張費用などのコストが発生します。
室内からの搬出作業やトラックへの積み込み・処分先への持ち込みは、人手が必要となるため、人件費がかります。大型家や重量の重い物を運ぶ場合は、作業員の追加が必要となるため、人件費が高くなります。階段からの搬出や高層階の窓から搬出する場合は、特別作業料金や人件費がさらに追加されることもあります。
自分で分解・解体作業を行う場合は費用がかかりませんが、不用品回収業者に依頼する場合は、解体費用も含めた作業料金を支払います。作業員1人の追加で5,000円程度の費用が追加されます。
自治体の行政サービスにてソファーを処分してもらう場合は、大きさや数量に応じて処分費用が決定されます。不用品の数量・容量が多いほど処分費用が高くなります。
不用品のソファーの捨て方・処分方法は以下の通り6通りです。
新品のソファーに買い換えるタイミングで、家具販売店にて古いソファーを引き取ってもらうことができます。家具引き取りサービスを実施しているのはニトリ・無印良品・東京インテリア・ベルメゾンなどです。
この他にも地域密着型の家具店やホームセンターで、家具買取りサービスに対応できるお店を探してみるのも良いでしょう。
ただし、家具引き取りサービスを利用するにあたっては各店にて条件が定められており、一定の要件を満たしていない場合は引き取りサービスの利用不可となります。
自治体の粗大ゴミ受付センターに連絡して、搬出先の場所・費用・収集日時について事前に要確認です。自治体のウェブサイトまたは電話で事前予約が必要です。
自治体の粗大ゴミ回収を依頼する際には、室内からの搬出作業は自分で行うのが基本です。
ひとり暮らしの方や高齢の方は、重量が重い物を運び出す作業が難しいです。
引越しするタイミングで不用品のソファーを回収してもらう方法もあります。
日通 (日本通運) では粗大ゴミや不用品の引き取りサービスは実施していません。
※2024年5月下旬時点
サカイ引越センターでは家電リサイクル法に基づく対象製品以外の電化製品や、ソファーなどの家具の回収・買取について、一部のエリアにて対応しています。事前に委任状を提出することで不用品の引き取りができるケースもありますので、見積もりを依頼する際にお問い合わせしてみて下さい。
アート引越しセンターでは、家電リサイクル法の対象製品の引き取りには対応していますが、ソファーなどの家具や家電リサイクル法対象製品以外の家電製品などは回収・処分の対象外となっています。
最寄りのリサイクルショップで買取してもらう場合、お店までに品物を持ち運ぶのに労力がかかります。リサイクルショップでは不用品を再利用してもらうことを目的としているため、高額で買取りしてもらえる可能性は低いです。
ハードオフ (HARD-OFF) では不用品の出張買取・店舗買取・宅配買取に対応しています。ソファーなどの家具・楽器・ゲーム・PC・カメラなど、多彩なジャンルの品物を買取してもらえます。
トレジャーファクトリー (トレファク) は東北から九州エリアまで200店舗以上の買取店を展開しています。年間買取実績は100万件以上、東証プライム上場企業が運営する信頼性の高い買取専門店です。
ハードオフと同様に、店頭・出張・宅配買取に対応しています。
フリマアプリやオークションサイトに出品する際には、個人間での取引であるため、自己責任のもとに行うこととなります。価格設定や配送など、売り手と買い手の間でトラブルが生じることのないように配慮しなければなりません。
「中古品あげます・譲ります」のキャッチフレーズで親しまれるジモティーでは、掲示板を通じて不用品の売却と買取に対応しています。
法人・個人ともに入会金・年会費・手数料は無料、チャット機能で24時間いつでも取引できます。
メルカリでは家具・家電製品・洋服・楽器・本など多彩なアイテムを出品・売却することができます。ただし、1点あたりの価格が30万円超の場合は高額商品とみなされるため、確定申告の手続きが必要となるケースもあります。
一方、メルカリで出品しても売れない場合は販売価格の見直しやセット売り、商品説明の見直しなどの対策を講じる必要も出てきます。
不用品回収業者では、不用になった家具・家電製品・楽器・粗大ごみなどの回収・処分を迅速に対応してくれます。ソファーを単独で回収してもらうよりも、他の品物と合わせて処分してもらうことで、料金がおトクになります。
ソファーの形状や機能の種類は、ストレートソファー・カウチソファー・オットマン・ソファーベッド・ローソファー・アームレスソファーがあります。
さらにソファーのカバー・フレームの素材別では以下のタイプがあります。
ソファーカバーのタイプは以下の通り、布地・ファブリック、レザー (天然革・合革) の2つのタイプが存在します。レザータイプの場合はソファーカバーを使わないのが一般的です。
ファブリックとは織り・生地を総称した呼び方で、チェア・ソファの張り地によく使われます。
動物の皮からつくられた革製品で、ワニ革・牛革などがその代表格です。通気性・吸湿性・耐熱性・遮熱性に優れています。
合革 (合成皮革) はフェイクレザーとも言い、ポリウレタンが使われていて本革のようにも見えますが、品質は天然革よりも低いです。
ソファーのフレームのタイプは木製・金属製の2種類です。
木製フレームには天然木が使われているため、木の温もりが感じられ、落ち着いた雰囲気になります。お手入れは乾燥した雑巾で軽く拭き取るだけで良いので、面倒な手間がかかりません。フレーム自体が独立しているため、取り外しも簡単で衛生面でも安全安心です。
金属製フレームが使われたソファーは、アンティーク風・北欧テイスト・シックな色合いなど、室内の雰囲気好みに合わせやすいです。木製フレームと比較すると頑丈で耐久性が高いです。
この記事ではソファーの捨て方・処分する方法について解説しました。「リサイクルショップや買取店にソファーを持ち運ぶのは面倒」「自分で解体して自体のゴミ収集日に出した方が処分費用の無駄を省けるのでは」と認識している方も多いのではないでしょうか。
ソファーは木製フレームや金属製フレーム、布や革のカバーで構成されていて、中にはワイヤーやウレタンなど、複数の素材で構成されています。そのため、ソファーの中身を全部取り出して分解・解体作業を自分で行うのは困難です。
春の引越しシーズンになると自治体の行政サービスでは粗大ごみ回収の予約が混み合うため、お引越し前の忙しい方には不向きです。
不用品回収業者では室内からの運び出しや解体は不要、回収・処分までワンストップ対応です。お電話やメールでの連絡で迅速に対応し、正確な見積もりを提示して予約もスムーズです。
ソファーと一緒に複数の不用品を回収してもらえば、料金がよりおトクになります。
ソファーの回収・処分だけでなく、買取やリサイクルにも対応できるお店もありますので、ぜひ検討してはいかがでしょうか。