環境保全やエコ対策に高い関心が寄せられるようになり、リユースについて精力的に取り組む企業や個人の方も増えていますが、具体的にはどのような活動なのかご存知でしょうか。
大掃除やお引越しの際に不用品がたくさん出てきて、まだ使える物をどう処分すれば良いかお困りの方も多いですが、そのような時こそリユースを行うのが理想的です。
この記事ではリユースを行うメリットと注意点について詳しく解説しますので、ぜひ最後までお読み下さい。
リユースとは英語で「reuse」と表記し、日本語に直訳すると「再利用」という意味になります。そもそも再利用とは、以前使用していた製品をそのまま使うことです。または、製品の一部の部品などをそのまま使うことや、修理してから使うこともこれに含まれます。
不用品回収業界におけるリユースとは、簡潔に言えば「すでに使用済みの製品を即処分せずに繰り返し使うこと」です。
リユースして使用済みの物を処分することなく大切に使うことで、物に対する愛着が湧いてくることでしょう。 基本的には製品を処分しないため、ごみの排出量を減らして二酸化炭素の排出量を減らす効果も期待できます。
リデュースは、ごみの排出量を減らすための取り組みです。リユースを行うことによって、製品を即処分せずにそのまま使われるので、結果的にごみの排出量を減らせるという点では共通しています。
一方、リデュースで身近な例を挙げると、買い物する時にレジ袋ではなくエコバッグを活用する取り組みや、マイ箸を使うことがこれに相当します。
リユースとリサイクルはよく似ていますが、実は大きな違いがあります。リサイクルでは廃棄物に含まれる部品などをエネルギー源や原材料として有効活用します。
ペットボトルを資源ごみとして回収した場合、ペットボトルの素材から衣料の原料となる繊維を作ることもリサイクルの一種です。 一方、リユースではすでに使われてきた物をそのまま使い回すのが大きな特徴で、製品を回収して加工するといった処理を施すことはまずありません。自分でこれまで使っていた物を友人に譲り、大切に使ってもらうのもリユースの一種です。
リユースを行うことによって、欲しい物を安い価格で購入することが可能となります。たとえば、メルカリなどのフリマアプリやリサイクルショップに出品すれば、その品物を探している人が安く買うことができます。
物価高が続く現状の中、「わざわざ高いお金を払ってまで物を買うよりも、安くて品質の良いものなら中古品でも構わない」という価値観が根付いてきました。
リユースを行う側 (出品者側) にとっては「不用品を処分せずに買取してもらうことによって有効活用してもらえる」という利点があります。 一方、リユースされた品物を購入する側にとっては、「欲しい物を安く買える」というニーズを満たすことができます。結果的に双方にメリットをもたらすことになります。
多くの人がリユースに精力的に取り組むことによって、ごみの排出量を大幅に減少することとなります。その結果、二酸化炭素の排出量を減らして、空気環境の悪化を未然に防ぎ、美しい地球環境を維持することにも繋がります。
これまで使っていたパソコンをリユースする場合は、注意が必要です。 パソコンにはハードディスク (HDD) やSDDが内蔵されています。この中には、これまで保存していた重要なデータが含まれています。
パソコンをリユースする際には、ハードディスクやSDDに保存されていたデータを必ず消去するのを忘れないように注意しましょう。
不用になった物をリユースしてもらうには、リサイクルショップや買取店で引き取ってもらう方法があります。
また、フリマアプリやオークションサイトを活用するのも良い方法です。
しかし、フリマアプリやオークションサイトはインターネット上のサービスであり、一歩使い方を間違えるとちょっとした食い違いからトラブルに発展するリスクも考えられます。 近くに買取店やリサイクルショップが見つからない場合は、リユースに対応可能な不用品回収会社に依頼するのも1つの有効策です。
今回の記事では、リユースの概要とメリット・注意点について詳しく解説しました。
エコスリーでは一都三県 (東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県) の地域に密着した不用品回収サービスを手掛けています。
回収した不用品を即処分ではなく、リユース・リサイクル・リデュースの3Rの観点に基づいた回収サービスを展開しています。
3Rを最大化することによって回収した物を大切に取り扱い、コスト削減を目指し、お客様には安い料金で良質な回収サービスを提供できるよう努めています。